光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

南紀

3月の新緑~京都と南紀~

3月から新緑が見られるとは。 いろいろあってしばらく更新をお休みしていましたが、久々の投稿はこの話題です。 先の記事で、新緑は世間で言われているように5月ではなく、4月こそがいちばん美しい。5月に入ってからでは遅すぎる、4月のうちに見逃さなずに撮…

真夏の和深を振り返る

2泊したこの夏の南紀の撮影の旅を振り返るシリーズも、これで最後になります。 2日目の日置~すさみは真っ青な空という条件に恵まれ成果は十二分でしたが、晴れているということは真夏の日差しも厳しいということであり、この南紀でも珍しい猛暑ということも…

紀伊田辺から南部へ

前回記事に続いて、夏の南紀より。 天神崎を後にして、南部方面に向かいます。途中からはずっと海沿いの道だったので、海を眺めながらのサイクリングです。地図はこちら。 : 右下にある岬は「森の鼻」と呼ばれます。ここを過ぎると、いよいよ広がる青い海で…

夏の南紀~紀伊田辺・天神崎より~

もうすっかり秋たけなわ、あの猛暑の日々も懐かしく思い出されるぐらいです。ずいぶん日は開きましたが、そんな夏に、恒例の紀伊半島の旅に行ってきた折のことを、改めて特集しようと思います。三密を避けることには徹底して気をつけつつの旅でした。 初日は…

紀勢本線の車窓から眺める海~古座-紀伊田原ー紀伊浦神-下里のあたり~

紀勢本線には、海の眺めを楽しめる、いくつものポイントがあります。 和歌山駅から出発して、まず海が見えるのは冷水浦駅の辺り。その後に広川ビーチ駅を通過した辺りでも遠くに海を望めるポイントがありますが、本格的にオーシャンビューを堪能できるのはま…

比較、春と夏の海と空~すさみ-日置より~

前回の記事でとりあげた、夏の白浜町日置の志原海岸。季節を違えて同じ場所を訪れてみると、その表情の違いを比べてみたくなります。ということで今回は季節比較企画です。周参見駅を出発して志原海岸までの、だいたい同じ場所で撮った早春の3月と真夏の8月…

南紀白浜・志原海岸~鳥毛洞窟から千畳敷へ~

南紀の隠れた絶景スポットとして、こちらでも2度取り上げた白浜町日置の志原海岸・鳥毛洞窟。 この時は冬、12月に。 naosuke21036.hatenablog.com この時は早春の3月に訪れています。 naosuke21036.hatenablog.com 地図はこちらです。 夏に訪れてみればこれ…

南紀勝浦の朝日

久しぶりに、南紀の話題で。 私の紀州への撮影旅行ではどうしてもすさみを入れたいこともあって、宿泊を入れるにしても串本以東に赴くことはそれほどないのですが、この時は宿を勝浦にとっていたので、その折の撮影から。串本・すさみ方面の始発が紀伊勝浦駅…

間近から見る海金剛~阿野木漁港に降りる~

今回の南紀シリーズも最終回。串本の奇勝・海金剛からです。 ご覧の通り、紀伊大島の東端にあり、島も端から端まで6km以上あって途中の道も起伏に富んでいるので、レンタサイクルだとたどり着くのも大変でした。 以前の記事で触れたように、一度この絶景スポ…

串本へ 橋杭岩から紀伊大島まで

古座で数々の奇岩たちをカメラに収めた後は、串本へ向かいました。 古座の観光協会で借りたレンタサイクルは串本駅隣のこちらの観光協会でも返却できるので、あわせて回るには便利です。一日借りると2000円とやや高めですが、電動アシストということで起伏の…

一枚岩・牡丹岩・虫喰岩~古座川の奇岩たち~

紀州の旅、2日目。 初日は日置の志原海岸~すさみとめぐりました。紀州の旅で泊りがけならどうしてもすさみは入れたいのが私です。すさみでの撮影も満足のゆくものだったので、2日目は場所を変えて。古座~串本での撮影です。 途中の和深駅。見老津と並ぶ海…

早春の青い海~すさみ-日置間~

先の記事で触れたように、鳥毛洞窟は満潮時には岩場が水没してしまって行けません。着く頃には干潮時刻から1時間以上が過ぎていて、これから潮は満ちてくる一方ということで、とにかく早く着いてこちらでの撮影をまず完遂する。それがもともとの予定でした。…

早春の鳥毛洞窟

前回に続き白浜町日置・志原海岸から。今回は鳥毛洞窟での撮影をお届けします。 鳥毛洞窟については、以前の記事でも紹介しました。 naosuke21036.hatenablog.com こちらは2年前の暮れに訪れた時の撮影からでした。1年で最も光の弱い時期だったこのときとは…

志原海岸の奇岩・ベアーズロック

南紀撮影旅行より。まずは最初に訪れた志原海岸から、 「ベアーズロック」と呼ばれる奇岩を紹介します。 地図はこちら。 道の駅志原海岸からほど近くにあります。 志原海岸には2年前の暮に一度訪れていますが、この時は情報を知らず、目的の鳥毛洞窟ばかり…

春の南紀撮影旅行より

この週末の三連休は、金・土曜日の好天予報をもとに、恒例の(というか私にとってはほとんど依存症的な)南紀への撮影旅行に赴いていました。 予報通りの天気に恵まれ、成果も十分でしたが、こうやってまとまった撮影機会があると、撮った写真を整理するだけ…

紀勢本線 田子駅から出て望む海

今回は南紀の海のスポットを紹介します。 紀勢本線の海駅として、当ブログでたびたび取り上げてきた見老津駅と和深駅。 naosuke21036.hatenablog.com 和深駅からもう一区間上り方向(串本方面)に行くとあるのが、今回の田子駅です。 ご覧の通り、見老津駅付…

南紀白浜・鳥毛洞窟という隠れた名所

今回紹介するのは南紀・白浜町の絶景スポットのひとつ、志原海岸・鳥毛洞窟です。 白浜町といってもすさみ町の境界近くで、温泉街や三段壁や千畳敷、白良浜などのある白浜町の中心からは離れたところにあります。 車でなら近くに道の駅・志原海岸があるので…

2019年の紀州の海

2019年を振り返る総集編。今回は海です。今年も何度も南紀を訪れ、その青い海をカメラに収めてきました。 捕鯨のまち・太地町の梶取崎。 海岸まで降りてみると。砂泥互層のため、いわゆる「鬼の洗濯岩」状態になっています。 同じく太地町の平見台園地から。…

みかん畑から海を望む~これぞ紀州という光景~

今回も紀州路から。 以前にも紹介した知られざる絶景スポット、由良町・衣奈です。 naosuke21036.hatenablog.com この時に紹介したのは、夏に撮影したもの。 高くまで登った山道から青い海の眺望が開ける。これだけでも十分すぎるほど絶景です。 ですが、こ…

晩秋の海~広川町から由良町まで~

引き続いて先週末の紀州路から。 白崎海岸や戸津井鍾乳洞といった景勝地として名のあるスポットの他にも、このあたりの海の美しさは素晴らしいものがあります。 抜けるような晩秋の青空のもと、この季節らしい濃紺の海の色が映えていました。 ということで、…

戸津井漁港と戸津井鍾乳洞

昨週末の紀州への旅。 前回記事では白崎海岸を特集しましたが、見所は他にもいろいろありました。ということで、今回は白崎海岸に向かう途中で立ち寄った戸津井漁港、そして戸津井鍾乳洞を取りあげます。時間的には前後しますが。 地図はこちらです。 まず、…

晩秋の海は紺青の色~白崎海岸より~

前回までの記事でも取りあげた紀州・由良町。 その折に衣奈の山道から海を望む光景について紹介しましたが、時期によっては「みかん畑の山腹がオレンジ色に染まる」光景が見られます。 実は昨日、それを第一の目的に、こちらに再度足を運んでいました。です…

山道から望む青い海~紀州由良町・衣奈の名もなき絶景~

昨日の記事では紀州の広川町・唐尾湾の海の光景を紹介しましたが、引き続く形で、お隣・由良町で見つけた知られざる絶景スポットを取りあげようと思います。 この由良町にある名勝・白崎海岸に向かう途で見つけた場所です。 唐尾から県道23号線を由良方面に…

紀州広川町・唐尾のマリンビュー

昨日の記事でも取り上げた和歌山県広川町・西広海岸。こちらは素晴らしい夕日の名所ですが、昼に青い海を望んでも、なかなかの景観です。 この一帯は唐尾(「かろ」と読みます)湾と呼ばれます。国道に沿って由良町方面に進むと、高所から海への展望が開ける…

鳥と夕景 その3

今日は、この一枚。 以前に夕日の名所として紹介した和歌山県広川町・西広海岸。 naosuke21036.hatenablog.com これとは別の機会に同所にやはり夕日を撮りに行った折に収めたワンショット。 夕刻に引き潮になり、茜色に染まった干潟のなかに佇む一羽のカラス…

海駅対決 見老津駅 vs. 和深駅

当ブログですでに取り上げた、紀勢本線の絶景駅・見老津と和深。 naosuke21036.hatenablog.com naosuke21036.hatenablog.com 改めて VS方式で、それぞれを比べてみたいと思います。 両駅の最大の魅力である、海の眺めの素晴らしさ。これは互角としか言いよう…

南紀串本・橋杭岩の冬の朝日

今回も串本・橋杭岩の朝日です。 冬だと、また趣が違います。2年前の冬の撮影です。 夜明け前。岩のシルエットが浮かび上がり、海が曙色に染まりはじめます。 で も、日の出る位置が夏に比べて大きく南寄りになるため、橋杭岩からだと紀伊大島に隠れてしまい…

朝日と波濤とアオサギ~南紀串本・橋杭岩より~

朝日の名所でもある南紀串本の名勝・橋杭岩。 前回にその一景を紹介しましたが、その朝は、さらにスペクタクルが展開されたので、続けて取り上げましょう。 前回の最後の写真を再掲。 朝日が水平線上にすっかり顔を出した直後、なぜか飛んできた鳥(アオサギ…

南紀串本 橋杭岩の朝日

引き続き、南紀串本・橋杭岩から。 京都でも東部に在住している私にとって、朝焼けはまだしも、「朝日」は普段は撮影テーマになりません。間近まで迫り出した東山のために、朝日が顔を出すのは日の出からかなり後になるからです。 それだけに、旅先というの…

南紀串本・橋杭岩の夕映え

昨日に続いて、南紀串本・橋杭岩に寄せて。 3年前の12月に訪れた時の模様を中心に特集します。 この日も、昼間はまずすさみを訪れ、撮影していました。冬の時期へのすさみ行きはこの時が初めてでした。 夏とは明らかに、空の明るさも海の色あいも違います。 …