2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日に続き、別の機会に撮った、雫の虹色の輝きをお届けします。 昨日のものとは、これまた色合いが違います。「紫色」の光が際立っているのが特徴的です。 同じ雫ですが、瞬間ごとに輝きを変え、同じ輝きは二度と撮れません。 儚く消えていく雫がつかの間だ…
今日も雫のプリズムをお届けします。 ひとつぶの透明な雫が、虹色の輝きを見せる瞬間です。 この雫の輝きは、原理は基本的に虹と同じです。水滴がプリズムの役割を果たして光を屈折・分散させるので、無色の太陽光の中に含まれていた赤から紫までの違った波…
雫のプリズム。 そこには、生きた光があります。 透明な水滴が光を屈折させ、分光させると、人の目に、そしてレンズに、とりどりの輝きを届ける。 少し位置を変えるだけで、つかまえる光も変わっていきます。 まさに、こんな感じです。 これがすべて、ひとつ…
今日も、ユリカモメの話題で。 こちらは過去にフィンランドに出張したときに撮ったものです。夏羽で、頭が黒くなっています。 これは、夏羽での姿です。 撮影時は2009年の5月。 ユリカモメは英語で “black-headed gull” つまり「黒い頭のカモメ」といいます…
こちらは、ユリカモメたちのいる夕景。過去の撮影からの蔵出しです。 数年前、鴨川で活動しているユリカモメが夕方になっても琵琶湖へと帰らず、そのまま鴨川で夜を過ごすという生態を見せたことがありました。 これでは先のブログで語ったような群舞は見ら…
京都の冬の風物詩となっている鴨川のユリカモメたち。 今年はそろそろ、京都を離れる時期となっています。 渡来する数も近年、減少の一途をたどっていることが残念です。 繁殖地であるロシア・カムチャツカ半島の環境が荒廃しているなど原因は諸説あります。…
雫の宝石です。 青い輝きと、赤い輝きと。 私の好きな色は青・緑系なので、雫撮影に行ったときはいつも、青い輝きを撮ることを狙います。青で綺麗な輝きが撮れたら、その日の撮影は成功した、と思うぐらいです。 でも赤の光もなかなか捨てがたい。 虹の七色…
私の住む京都でも、ところどころで梅の花が咲き始めています。 ということで今回は、梅にメジロ。 過去の撮影ですが、今年もこんなふうに撮れたら、という思いを込めて。京都市内のとある梅の名所で撮ったものです。 「梅に鶯」とは言われますが、主に昆虫を…
無意味な紀伊半島一周。 学生時代に青春18きっぷを使ってやっていたこの旅が、思えばすさみに出会うきっかけでした。 当時から住んでいた京都から名古屋の実家に帰省するさいに、まる一日かけて紀勢本線に乗り、紀伊半島を大回りするという旅です。 どこを目…
すさみの名所から、今日は日本童謡の園(童謡公園)を特集します。 見老津駅から東へ2kmほど行ったところにあります。隣の江住駅からもほぼ等距離です。 駅から歩いていくと多少時間がかかりますが、最近見老津駅でもレンタサイクルが始まりました。自転車を…
最近は撮影するのはあまりしていませんが、私は野鳥も大好きなので、このブログでも時折語っていきます。 先日所用があって、東京出張の帰りに名古屋の実家に行ってきました。 冬のこの時期であれば、実家近辺で見ておきたいこと。近辺を流れる山崎川に、今…
今日も雫の宝石を。 冬枯れではなく、ただ枯れてしまった杉の枝を飾って輝いています。 樹自体が枯れているので、いずれ朽ち果てていくでしょうが、その前に雫が美しく彩ってくれたかけがえのない瞬間をご覧ください。 一つひとつ、違った色の宝石に変わりつ…
日の長さは春が近づいていることを感じさせるものの、寒さはまだまだ続くこの時期。 まだ冬枯れの樹に煌めく雫を、ここで一枚。 モミジです。春にはみずみずしい青葉を茂らせ、そして秋には華麗な紅葉を見せてくれるこの樹も、冬の間はただ枝ばかり。 そんな…
まずは、この1枚をご覧ください。 硬いはずの岩が、ロールケーキのようにぐにゃりと曲がっています。地質学で「褶曲」と呼ばれるものです。 こんな珍景が、すさみ町にはあります。「フェニックスクリフ」「フェニックスの褶曲」というところです。 ここは地…
島の前で呼び合うように波が両方から打ち寄せる。 互いに合わさっては引き、また新しい波が合わさって……。 そんなずっと眺めていたくなる光景が、ここで見られます。 2つの黒島―陸の黒島と、沖の黒島―近くにある、恋人岬。すさみを代表する景勝です。 潮の流…
この海の青さをご覧ください。 5年前の春にふと訪れてみたときに撮ったものですが、この澄み渡る青が、南紀すさみに魅せられ、以来何度となく足を運ぶことになったきっかけでした。 すさみの魅力は、これからもどんどん紹介していきますが、「名もなき絶景を…
前記事に続いて、雫の宝石のフォトを。 こちらのブログで特集していきたい雫ですが、私自身は透明な雫を撮ることには興味はありません。雫に映り込むものを撮影するという趣向でも撮りません。もっぱらこの「プリズムの雫」を撮ることにこだわっています。 …
この世界には、こんなに美しいものがある。 透明な水滴が、光のマジックによって華麗な宝石に変わる瞬間。まずはその一枚をご覧ください。 雫がサファイアになる瞬間 私のもうひとつのこだわりの撮影テーマがこの「プリズムの雫」です。 その美しさの虜にな…
絶景をいくらでも探しだせる地。それが、私が南紀・すさみに見いだした魅力です。 まずは、この一枚をご覧いただきましょう。 これはすさみ町にあるJR紀勢本線・見老津駅を一歩出て、眼前に広がる海を、私がこれまで訪れたなかでたぶんベストな条件で撮った…
はじめまして。 このブログでは、「光つかまえて」と題して、写真を中心にしていろいろと書き、語っていきたいと思います。 まずはこちらをどうぞ。 透明な水滴が、光のマジックによって宝石に変わる瞬間です。 そしてこちらは、私が魅せられ、もうこの3年で…