光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

紀州広川町・唐尾のマリンビュー

 昨日の記事でも取り上げた和歌山県広川町・西広海岸。こちらは素晴らしい夕日の名所ですが、昼に青い海を望んでも、なかなかの景観です。

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 この一帯は唐尾(「かろ」と読みます)湾と呼ばれます。国道に沿って由良町方面に進むと、高所から海への展望が開ける場所に出ます。

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 ご覧の通りです。これは初夏の連休時の撮影でしたが、すでにエメラルド色を帯びた海が堪能できます。

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 場所はこちら。県道23号線沿いです。

 海が青というよりエメラルドグリーンに見えるときがあるのはなぜかは、こちらの記事で触れました。 naosuke21036.hatenablog.com

 ここ唐尾湾も遠浅の海であることがポイントです。水深が浅ければは青の次に波長の短い緑の光も吸収されないので、浅瀬はエメラルド色に見えます。沖に行くにしたがって青みを増し、グラデーションをなしているのも魅力の景観です。

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 その先には「シーサイド唐尾」というマリンスポーツの拠点があり、夏季にはジェットスキーなどのマリンスポーツの若者たちで賑わいを見せます。

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 風景写真を撮るなら別の季節がいいかもしれません。

さらに進むと広川町から由良町に入ります。ここで白崎海岸に向かうには山道に入る必要がありますが、その手前でのマリンビューもこれだけのものがあります。

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 今とは真逆ですが、新緑の季節に撮ると、海の青とみずみずしい新緑の色との対比がこれまた美しいものです。

 さらなる先にはこれまた絶景がありますが、それはまたの機会に。

 では、今回もご覧いただきありがとうございました。