光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ガイドブックではわからない京都の夕日・夕焼けスポット選

これまでの夕景記事のまとめも兼ねて。 (注 初出2019年9月29日、2020年9月22日に桂川を増補、10月22日改訂) 私の住む京都には、夕景を楽しみ、撮影するのに絶好のスポットがいくつもあります。 京都のガイドブックでは神社仏閣をはじめとしたたくさんの名…

京都・鴨川の夕景

京都の夕日・夕焼けスポットとしては、まだ大事な場所がありました。市街地を流れる鴨川です。 川の上は空が開けているので、街中でも建物や電線に邪魔されずに夕景を撮るには最適な場所の一つなのです。また水田や池と同様、川の水面への映り込みで、美しさ…

京都・大文字山からの夕日

前記事でも取り上げた京都・大文字山。 naosuke21036.hatenablog.com ここ大文字山は、おそらく京都では最高の夕日スポットでしょう。火床、つまり送り火に「大」の字を灯すところから何ひとつ遮るもののない高台から街を一望しながら、西山に没してゆく夕日…

夕映えに染まる京の街~大文字山より~

今日は、過去の撮影からこの一枚。 大文字山の火床から見下ろした、夕映えの京の街並みです。手前には京都大学の校舎群、中景には鴨川、向こうには京都御所が見えます。 「空を入れない夕景写真」というテーマの中でも会心の一枚でした。 大文字山は京都でも…

京都嵯峨・広沢池の夕景選 続

実は今日、京都では素晴らしい夕焼けが現れていました。 ですが、今日は夕焼けは無いと見ていて撮影の用意を全くしていなかったため、カメラに収めることが叶いませんでした。今日の記事でも紹介する広沢池に足を運んででもいれば……と後悔で今も茫然とした状…

京都嵯峨・広沢池の夕景選

以前のこちらの記事をはじめ、何度か夕景の美しさを紹介した京都嵯峨・広沢池。 naosuke21036.hatenablog.com そのときに紹介したのがこの一枚。特にお気に入りです。 ですが、ここ今までに撮れた夕景でご紹介したい夕景はまだまだあります。 こちらは一昨年…

カラフル~雫のプリズム~

今日も、大切なひとときの数々をお届けします。 これほど違う色あいの煌きがひとこまのなかで見られる瞬間も貴重なので、どうぞ一つひとつの雫の変化をお楽しみください。 すべて、同じ水滴たちです。つかの間に消えてしまうからこそ、ひとときだけ放つ輝き…

秋を色鮮やかに~雫のプリズム~

過去のこの季節の撮影から、雫の煌きのひとこまを。 一つひとつ違う色鮮やかな輝きが森を飾る、得難い瞬間でした。 画角は異なりますが、同じ枝と雫です。色を変じてゆく様子をご覧ください。 ひときわ大きな輝きが虹色に。 色と光のシンフォニーといった趣…

南紀串本・橋杭岩の冬の朝日

今回も串本・橋杭岩の朝日です。 冬だと、また趣が違います。2年前の冬の撮影です。 夜明け前。岩のシルエットが浮かび上がり、海が曙色に染まりはじめます。 で も、日の出る位置が夏に比べて大きく南寄りになるため、橋杭岩からだと紀伊大島に隠れてしまい…

朝日と波濤とアオサギ~南紀串本・橋杭岩より~

朝日の名所でもある南紀串本の名勝・橋杭岩。 前回にその一景を紹介しましたが、その朝は、さらにスペクタクルが展開されたので、続けて取り上げましょう。 前回の最後の写真を再掲。 朝日が水平線上にすっかり顔を出した直後、なぜか飛んできた鳥(アオサギ…

南紀串本 橋杭岩の朝日

引き続き、南紀串本・橋杭岩から。 京都でも東部に在住している私にとって、朝焼けはまだしも、「朝日」は普段は撮影テーマになりません。間近まで迫り出した東山のために、朝日が顔を出すのは日の出からかなり後になるからです。 それだけに、旅先というの…

南紀串本・橋杭岩の夕映え

昨日に続いて、南紀串本・橋杭岩に寄せて。 3年前の12月に訪れた時の模様を中心に特集します。 この日も、昼間はまずすさみを訪れ、撮影していました。冬の時期へのすさみ行きはこの時が初めてでした。 夏とは明らかに、空の明るさも海の色あいも違います。 …

南紀串本・橋杭岩のさまざまな表情

本州最南端の地・南紀串本。 今年も足を運び、潮岬からの模様をすでにお届けしました。 naosuke21036.hatenablog.com また過去の旅から、海金剛・樫野灯台もとりあげています。 naosuke21036.hatenablog.com でも、この地で大事なスポットを、当ブログでまだ…

移りゆく季節を彩る~雫のプリズム~

過去のこの季節に撮影した雫から、今回も紹介します。 この時期の日差しの角度だからこそ色鮮やかに梢の雫が煌くのですが、夏から秋へ、季節の移り行きを飾るようです。 色とりどりです。 太陽の位置ではほぼ重なる4月の初め頃にも、同じような煌きが見られ…

全方位の朝焼け

おはようございます。 今朝はリアルタイムで、私の住む京都よりつい先ほど見られた華麗な朝焼けをお届けします。 東の、比叡山の方向です。 南もこんなふうに染まっています。 西の方角でもご覧の通り。 南東の方角で。 撮影場所の関係で北の方向は撮れない…

朝焼けから夕焼けまで~京の初秋の一日~

昨日に続いて「初秋の雫」を過去の撮影から紹介する予定でしたが、リアルタイムで分かちあいたいものがあったので、そちらを先にします。 今朝目覚めてみると、朝にもかかわらず、西の空が夕焼けのように染まっていました。 外に出て撮影できる場所に移動し…

初秋の煌き~雫のプリズム~

9月に入ったものの、この週末は真夏のような暑さが戻ってきたようです。 晩夏から初秋にかけてのこの季節は、「雨上がりの晴れた朝」という条件が整うなら、とりわけ雫が美しく撮れる時期です。「いつもの樹」にちょうどよい角度で日が射し、まぶしく照らす…

空と海が同じ色~とけあう空と海~ 日本海編

以前に南紀の海での撮影から特集した「空と海が同じ色」の光景。 naosuke21036.hatenablog.com 南紀の海ばかりでなく、日本海でもまたこの趣向で撮れたショットがありますので、今回はこちらを特集します。 まずは、若狭湾から。4年前の夏に旅した時のもので…

南紀の夏~白浜・三段壁と荒れた海~

前回に続いて、この夏の南紀・白浜での撮影から。 白良浜は季節も季節、海水浴客で当然のように溢れ返っていましたから、風景撮影としてはスルー。通り過ぎる時、海が荒れてきたので遊泳禁止を告げる放送が聞こえていました。 ということで、次なるスポット…

南紀の夏~白浜・番所山公園より~

9月に入って3日目。まだ暑さの戻る日はあり、本格的な秋の訪れはもう少し先になりそうです。 この夏に訪れたところで、まだ語れていないものも残っていましたので、まずはそちらから。すさみへの旅とは別の時に訪れた、こちらも南紀・白浜のことです。すさみ…

「秋の日はつるべ落とし」は何故か

こちらは、過去の9月に私の住む京都で見られた夕景です。 「秋の日はつるべ落とし」ということわざがあります。井戸のつるべ、つまり水を汲むための桶を落とすように、秋はあっという間に日が暮れる、という意味です。明らかに水道が普及する以前の時代にで…