光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

志原海岸の奇岩・ベアーズロック

 南紀撮影旅行より。まずは最初に訪れた志原海岸から、 「ベアーズロック」と呼ばれる奇岩を紹介します。

 地図はこちら。

 道の駅志原海岸からほど近くにあります。

 志原海岸には2年前の暮に一度訪れていますが、この時は情報を知らず、目的の鳥毛洞窟ばかりに集中したため撮り逃がしていました。今回は必ず撮影することに決めていました。

 自動車では道の駅に停めて歩くことになりますが、今回は電車でアクセス。最寄りの紀伊日置駅からは4kmほど離れており、バスも電車の時刻と連動していません。そこで隣の周参見駅でレンタサイクルを利用し、10kmほど走らせてたどり着きます。

 砂浜が続く志原海岸。早春の陽光に青い海が映えます。

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 海が若干荒れ気味だからこそ、青も鮮やかさを増します。

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 こちらもご参照ください。

naosuke21036.hatenablog.com

 ということでベアーズロックへ。その名の通り、熊の頭に似た形をしているからこの名がつけられました。それにオーストラリアの有名な奇岩「エアーズロック」(現地名ウルル)をかけたものでしょう。なかなか洒落たネーミングです。

 真後ろから見ると、これではそんなに熊っぽくは見えません。

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 けれども、砂浜に降りて、横合いから見るとこの通り。

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なるほど、熊さんです。生い茂る樹が耳のようで、目のように見える岩の隆起もあります。f:id:naosuke21036:20200324073926j:plain

 磯まで出て、真横から見てもやっぱり熊さんです。

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 砂浜はすぐ近くの日置川が運んだ土砂が堆積してできたものでしょうが、その下には岩石層が広がっていて、このベアーズロックは岩棚に乗っかっています。

 周りは村島磯と呼ばれ、釣り場にもなっているようです。こちらは鳥毛洞窟方向を望んでの撮影。マリンブルーも鮮やかです。

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 こちらは鳥毛洞窟に向かうルートから、望遠で撮ったもの。一層熊さんらしいかもしれません。

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 ということで、次は再訪となる鳥毛洞窟を特集したいと思います。

 では、今回もご覧いただきありがとうございました。