光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

雨の日の夕焼けは読みづらい

 その日に、美しい夕焼けが見られるかどうか。

 先日の記事でも取り上げたように、私もその読み方はかなり心得ることができたように思っています。

naosuke21036.hatenablog.com

 今年に入っても、何度か曇り空から爆焼けになるのを読み切って、見逃さずに撮影できました。曇りの日であれば、「地平線近くから光が射しているかどうか」を手掛かりに、撮影の「勝利の法則」を決めることができているように思います。

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 でも雨、あるいは雨がちの日だと、予測は相変わらず難しい。

 今の時期は日没時刻がかなり遅い上、私は現在仕事が大部分在宅ということもあって、平日でも時間的には近くの撮影スポットまで普通に撮りに行ける条件。

 でも、雨がちの曇天で「今日は無いだろう」と撮影は全く考えなかったのに、急に北西の空が紅に染まり始めた日もありました。

 今から近くの撮影スポットである宝ヶ池公園に行っても間に合わないので、どこか撮れる場所はないか、と探して出たのがある高架の歩道上。

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 どうにか写真になる程度のものは撮れました。

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 でも、この真紅の色はできれば宝ヶ池の水面のリフレクションで撮りたかったところでした。

 これまた別の日。先の鴨川の夕焼けの前の日ですが、この日は一日雨。在宅での仕事ももう終わり、少し出歩いたのですが、上述の「勝利の法則」にあるような、西空の地平線近くの雲が切れている様子もないので、今日の夕焼けはないだろう、と無警戒。その後に家に戻っていましたが、ふと窓を見るとなんと。

 気がつかないうちに、空が黄金色に。

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 いつも朝焼けを撮る場所に出てみると、東空の雲も染まりかけているうえ、うっすらと虹もかかっています。もっと早く気づいていれば、鮮やかに見えたのかもしれません。

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 これは思いもよらぬ夕焼け。急に西空の地平線近くが晴れてきたということでしょうか。そういう状況だと本当に読みづらいです。

 時間を見ると、まだ夕焼けのクライマックスまでしばらく時間があると踏んで、急ぎ家を出ます。まず先の夕焼けを撮った時と同じ高架上で。

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 そして高野川・馬橋の上から。目的の撮影ポイントには間に合うとは思っていたものの、撮れるところでまずは撮っておこうということで、途中で何度もシャッターを切ったのでした。

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 そして目的の宝ヶ池公園内に。池のほとりに着く前に、これまた途中で一枚撮ります。空の黄金色も深まってきました。

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 そしてゴールデン・モメントのうちに、池に間に合いました。黄金の空を映す水面が見られます。

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  でもこのような黄金色のひとときは、夕焼けではまだまだ始まりです。

 それからのメインイベントは、これまた次の機会に。

 それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。

夕焼けのクライマックスとフィナーレ

 予告通りだった先週土曜日の夕焼け。

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 この日の夕景は見所いっぱいだったので、引き続いてこの記事で取り上げていきたいと思います。

 ほぼ日没時刻ぐらいに見られる、ゴールデンなひととき。けれどもこれも、ショータイムの前座にすぎません。

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 日没時刻を過ぎたあたりから、焼け始めます。

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 ちょうどこの時間帯、南側の空が染まり始めていたので、いったんそちらの撮影に移ります。

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 左手に見えるは大文字山。南東の方角で、この日は全方位に染まる空が見られました。

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 鴨川は、こんな全方位、360°の夕焼けを撮るには絶好のスポット。ただ北大路橋からの撮影で、南側を撮るには信号を渡る必要があり、その分待たされます。その間に夕焼けがまた進まないか、やきもきさせられるところです。

 橋の北側に戻って、北東方向。比叡山の上空も染まっています。

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 そして北西の空は、クライマックスへ。

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 燃え上がる時間となりました。

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 川面まで染めて、今年一番の美しさです。

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 赤さも深まり。

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 北山上空も川面も、まさに真紅。

f:id:naosuke21036:20210609145414j:plain そしてピンクに近づくと、もうすぐフィナーレです。

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 しめやかな桃色が、夕焼けを締めくくろうとしています。

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 名残りを惜しむようなピンクモーメント。

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 辺りも暗くなって、なお北山上空を彩り続けるピンク色。

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 薄らぎつつもなお美しい時間は続き、なかなか私を帰らせてくれません。

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 このピンクの時間をフィナーレとして、この場を後にすることにしました。

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 黄色、橙、朱、赤、紅、ピンク。

 夕焼けの美しい日というのは、その刻々に他には代えがたい魅力があり、最初から最後まで見届けたいと感じさせるものです。

 ところが。

 もう終幕だろうとおもって帰途についてから、しばらくして。

 振り返ってみると、辺りはもう夕闇から夜へと完全に変わりつつあるのに、日の沈んだ方角には、まだまだ夕焼け色が残っていました。

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 もう8時近い時刻でしたが、日の長いこの季節だと、時としてこんな遅くまで夕焼けが続くこともあるものです。思わぬアンコールでした。

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 というわけで、いかがでしたでしょうか。

 それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。

予告・夕焼け~京都・鴨川より~

 梅雨の晴れ間のこの時期は、夕焼けとの出会いも多い。

 去年の同時期もたびたび華麗な夕焼けに出会えましたが、今年もです。

 この週のうちで何度も出会っており、別の記事でも語りたいのですが、まずは前後しますが昨日の出会いから。

 こちらは鴨川・丸太町橋上から、午後6時半少し前。この季節は日没も非常に遅く、昨日は7時8分だったので、その約40分前になります。

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 まだ明るいですが、空はほぼ一面、灰色の雲が覆っています。

 でもこの空を見れば、「今日は焼ける」と確信が持てたので、ツイッターで予告を出してみました。

 こんなふうに。

 

 

 こちらの記事

でも説明したように、地平線近くからうっすらと光が射している。つまり沈んだ後の太陽の光が遮られないということです。こうなれば雲が一面に広がっているのは、むしろ染まるものがあるということで好条件。華麗な夕焼けが出現する条件が整っている、と読めたからです。これが夕焼け撮影、勝利の法則。

 これで外したら格好悪かったところです。あくまで「高確率で」と書いたので、外れても嘘を言ったことにはなりませんが、それでも予告ホームランをしておいて空振り三振した、みたいな感じになってしまいます。あの人も「勝利の法則は決まった」と言ってから負けたことは無かったはずですよね。

  まあ「なんか行ける気がする」以上の確信はあったので、丸太町橋から、もっと良い撮影ポジションを求めて上流に向かい、北大路橋の付近まで来ます。

 午後6時45分頃。だいぶ暗くなっています。山の端あたりは明るくなっているので、条件は変わっていないとは思いましたが、もしかして外したか、とも気になりました。

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 7時直前ぐらいには、北山あたりの上空が赤みを帯びてきましたから、これで間違いないと確信。もう「勝利の法則は決まった」と言っていいところです。

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 7時をちょうど回ったぐらいに、いよいよ焼け始めました。

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さあ、ショータイムです。

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 いよいよ華麗さを増して。

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 こんな空が燃え上がるようなひとときになりました。

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 ということで、無事予告は的中です。

 この夕焼けの見極め方はやはりかなりの確度があり、みなさまのご参考にもなるかと思います。

 この日の夕焼けショータイムはまだまだ語るところがあるのですが、とりあえず、この辺で。

 今回もご覧いただきありがとうございました。

梅雨の晴れ間の煌き

 今週のお題「雨の日の過ごし方」とも関連しますね。

 早すぎる梅雨入りからもう10日ほど過ぎました。初めは雨ばかりの連日でしたが、最近は梅雨時とはいえ青空も時々見られるようになってきました。

 先日の梅雨の晴れ間の日、出会えた雫を今回はお届けしましょう。

 まずは色とりどりの、小さな煌きたち。右下の緑の煌きが一番鮮やかです。

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 それをより強調してみるとこんな感じ。主役のエメラルドを引き立てるように、彩りのない小さな煌きが周りを飾ります。

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 同じ雫が、こんな赤紫にも変わりました。

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 オレンジ色の雫がキラリと光り、他のいくつもの雫が引き立てます。

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 赤紫と緑のコントラスト。

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  ここから、その色の移り変わりをご覧ください。

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 青の煌きが清冽です。

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 蜘蛛の巣を横に2つの光。

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 一年のうちでもとりわけ太陽が射すのが早く、平日の早朝でも撮影機会があるのがこの季節。これからも雨上がりの朝に、また撮れるチャンスを期待したくなります。

 まずは、このたび出会った宝物を大切に。

 それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。

夕焼け撮影 勝利の法則

 思いっきり記事名に私のいま一つの趣味の領域からのフレーズを持ってきてしまいました。

 わかる人には、もちろんわかりますよね。

 ということで、前記事では見所だけ取り上げた昨日の夕焼け、じっくりと過程まで振り返ってみましょう。

 在宅での仕事をひととおり終えて、夕刻に出歩いた先。賀茂川・北山大橋から眺めたこの空模様。日没30分ちょっと前です。

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 これを見て今日は焼ける、と予想できました。

 一面曇り空ですが、低いところ、山の端のあたりが、ほんのりと色づいているからです。つまり地平近くでは、太陽の光は遮られていない。

 夕焼けは沈む太陽が上空の雲を照らし上げることによって生じる現象ですから、それを邪魔する雲はない、ということです。

 こんな兆候を見逃さないこと。それが表題の通り、夕焼け撮影の「勝利の法則」ということです。

naosuke21036.hatenablog.com

 ここ鴨川沿いで撮っても良かったのですが、先日こちらで爆焼けは撮っています。

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 今回は場所は違えようと決め、別の夕景スポット・宝ヶ池公園に移動したわけです。

 池のほとりに着いてみると、日没15分前の光景。

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 低い空から色づき始めたのを見て、確信できました。まさしく勝利の法則は決まった、と言いたくなります。

 ちょうど日が没しはじめる時刻に、魔法のショータイムが始まります。

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 こういう黄金色の瞬間は、曇りの日に地平近くで太陽が射す、そんな時にしか見られません。

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 国際会館の方角を望むと、こんな感じです。

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 いよいよ黄金色も深まってきました。でもこれは夕焼け本番の、前座でしかありません。

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 いよいよ輝きを増して。

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 そしていよいよ、メインイベント。上空の雲が彩られて、その形もくっきりと浮き出ます。

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 落日に照らされないと、雲の形もわからなかったのです。

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  ここらあたりが、クライマックス。まさに爆焼けです。

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 この時は、国際会館側にまで出て撮っていました。この方角もこんな感じです。

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 終幕が近づくと、夕焼けの広がりが狭まる代わりに、地平近くが鮮やかになってきます。

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 その燃え上がる一帯。フィナーレを演出します。
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 名残りを惜しむように、ピンク色を残します。

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 まだかすかに残る夕の色。ブルーモーメントとともに、夜が近づきます。

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  というわけで、シーンごとに見所が違い、過程を楽しむことができたこの日の夕焼け。いくつものステージで構成された劇のようでした。

 ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。

梅雨の晴れ間の美しい夕焼け

 いや、今日の夕焼けは壮観でした。

 ひとまず、その光景をみなさまとも分かち合いたいと思います。

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 早すぎる梅雨入りから半月近くが過ぎましたが、梅雨の晴れ間というのは、華麗な夕焼けが見られる絶好のチャンスというものです。

 その過程もドラマティックでしたが、詳しくは後ほどの記事で。

 今回もご覧いただきありがとうございました。

彩りの雫たち

 今日は、久々に青空の広がる日でした。例年のこの時期なら「五月晴れ」という言葉がぴったりくるところですが、今年ははや「梅雨の晴れ間」だというのが何とも言えません。もともと「五月晴れ」は旧暦の五月をもとにできた表現で、梅雨の晴れ間を意味していたので、一周回って合っているのかもしれません。

 今回も、連休時に撮れた雫から特集。色とりどりの煌きです。

 まずは、橙の煌きふたつ。

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 この2つの雫が、こんなふうに色を変えていきます。

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 上の雫が淡いグリーンに。 

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 澄んだブルーにまで変わりました。

f:id:naosuke21036:20210520140005j:plain 続いては、2つの少し離れた雫が奏でる、彩りを変えていく光のデュエットをどうぞ。

 黄色と橙。

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 黄色と青紫。

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 青緑と紫。

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 橙と紫。先は下の雫が橙でしたが、今度とは上の雫の方が橙色に煌いています。

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 緑と青。

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 黄色と青。

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 橙と青。

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 黄色ふたつ。

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 呼び合うように色を変えては煌き合う2つの雫。どの一瞬もかけがえのない宝ですが、こうして写真にとどめないと、誰の目にも留まることなく消え去ってしまうでしょう。

 だからこそ、この貴重な瞬間に立ち会えた私が、こうして写真を通してみなさまと分かち合ってみたいというわけです。

 それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。