2019-01-01から1年間の記事一覧
大晦日です。年末総集編もこれでラストになります。 締めはもちろん私の一番のこだわり撮影テーマ、雫のプリズムです。今年は例年ほど撮影機会に恵まれず、撮りに行った回数も限られていました。「雨が降った翌朝に晴れ上がる」という自然が創り出してくれた…
2019年・令和元年も残すところあと2日。 前回は南紀の海からでしたが、私にとってすさみ町は特別扱い。この地の絶景に魅せられては何度となく足を運び、それだけでなくこの地の活性化のために何かしたい。まずはその魅力を発信したい。そういう「関係人口」…
2019年を振り返る総集編。今回は海です。今年も何度も南紀を訪れ、その青い海をカメラに収めてきました。 捕鯨のまち・太地町の梶取崎。 海岸まで降りてみると。砂泥互層のため、いわゆる「鬼の洗濯岩」状態になっています。 同じく太地町の平見台園地から。…
年末総集編シリーズ、前回の春色に続いて今回は秋色。 今のところ結構な暖冬で、もう年の暮れだというのについこの間まで秋だったという感覚もあります。 こちらは山科の天智天皇陵参道での撮影ですが、今月半ばの撮影だというのに、紅葉は見頃そのものとい…
年末総集編その2です。今回は「季節」の彩り豊かな表情、春と初夏のものを振り返ります。 自然写真を撮っていると季節の移り行きにはいやがうえにも敏感になりますが、そうすると春夏秋冬、「四季」という分け方では足りなくなります。私の感覚では、「初夏…
クリスマスも過ぎると、いよいよ世のムードも年末となってきます。 キリスト教国でない日本でクリスマスが習俗として定着したのも、年末に向けての準備行事としてちょうどいい時期にあるから、という説もあるぐらいです。 このブログは今年の1月末に開始した…
今日はクリスマスイブ。街を飾るイルミネーションにあわせて、この時期に撮影した雫の煌きからお届けします。 左上のひときわ大きな輝きの、色の変化をお楽しみください。 人の手によらずとも、これだけの美を見せてくれる自然の恵み。どの一枚も、かけがえ…
今日は冬至。1年のうちで最も日の短い日です。とはいっても「一番日の暮れるのが早い」日ではなく、すでに日没は遅くなり始めていることは、以前の記事でも触れました。 naosuke21036.hatenablog.com 逆に日の出は、これからもまだ遅くなっていきます。初日…
引き続き、すさみへの旅から。今回は1泊2日で両日ともすさみということで、夕景まですさみで見届けられます。 といっても日のいちばん短いこの時期、3時台ですでに夕方という感じです。そこで降りたのが、見老津駅からほど近い場所にある海岸。 以前はこちら…
今回もすさみへの旅から。 5月の連休に訪れた時に発見した絶景スポット・黒島トンネル沿いの旧国道42号線跡。 naosuke21036.hatenablog.com その前にも地元の方から話はいくらか聞いていたものの、実際に見つけてみるまでこれほどの絶景スポットだとは予想も…
続いて、すさみへの旅から。 今回もうひとつ、時間をかけて撮影してみたかったスポットが高浜海岸千畳敷。地図はこちら。 黒島トンネルの西入口付近、道の駅イノブータンランドからはすぐ東にある景勝地です。海岸にはご覧のように、イノブータン王国大王の…
前回はリアルタイム撮影の記事を入れたので、今回から昨週末のすさみへの旅でカメラに収めたものを取り上げていこうと思います。 土日とも、初めは曇りがちな天気でこの日の撮影は駄目かも……と思わせて途中から見事に晴れ上がり、絶好の撮影日和となりました…
昨週末のすさみへの旅の記録をこれからお届けする予定でしたが、リアルタイムで面白いものが撮れたので予定変更です。 それが、こちら。 形の崩れた飛行機雲ですが、右側は縦横にクロスし、縦の雲が歪んで、アルファベットの"f" に見えます。左側はほとんど…
私がこのブログでとにかく推している南紀・すさみ町。 この週末にまたも訪れ(今年7回目!)、冬の海の風景を撮ってきました。その撮影成果は十二分なのですが、語りたいことも多々、帰宅して間もない今はそれをまとめる体力も気力も時間もありません。ひとま…
12月も中旬に入り、クリスマスも近づくと、街のところどころをイルミネーションが飾るようになりました。 それに合わせるように、自然のなかで出会った、雫の煌きによるイルミネーションを過去の撮影からお届けします。冬の時期に撮影したものです。 ご覧の…
昨日に続いて、琵琶湖の風景から。 その日はだいたい日暮れの時間前にこちらでの仕事が終わり、帰途につくところで西の空を見やると夕焼けの予感。 naosuke21036.hatenablog.com こちらの記事でも触れたように、ちょうど日の沈む方角の空が開けているからで…
ここ数年、特にこの時期には琵琶湖近くまで仕事で行く機会が多くなっています。その折には琵琶湖の風景を撮影する機会もあるので、今回から特集します。先の記事でも夕景で少し触れましたが。 まず地図から。 日本最大の湖・琵琶湖といってもかなり南部なの…
こちらは、昨朝出勤途中に撮った鷺森神社の参道。 12月に入って1週間以上過ぎても、こちら京都ではまだ紅葉が十分に見頃のスポット樹は残っているようです。ということで季節外れにならないうちに、今回も紅葉を。 こちらをどうぞ。 とあるスポットから撮っ…
天候が曇りがちで思わしくなく、気分まで打ち沈みそうな一日。そんな日の終わりに壮麗な夕焼けが見られたりすると、たちどころに一変する。それまでの残念さを取り返すようにハッピーな気分に包まれる。 そんなことがあります。 ……とここまで天候と気分が連…
予定を変更してリアルタイムのものをお届けします。 というのも、晩秋から初冬へと移りつつあるこの季節に、思わぬ壮麗な夕焼けに出会えましたから。 日没が年で最も早いこの季節には、休みの日でなければまず夕暮れには立ち会えません。そもそも冬には他の…
前回の記事でも撮影場所となった京都は比叡山麓にある曼殊院門跡。 境内の庭園の紅葉の美しさも名高いですが、ここではもうひとつの紅葉の見どころがあるので、今回はそれを紹介します。 こちらをご覧ください。 門の白い塀の前にも紅葉が並んでいて美しいの…
今日は、この一枚。 紅葉の赤と暗い背景、そして玉ボケの対比がお気に入りの一枚です。しめやかな、という表現が似合いそうです。 背景まで紅葉色に染め上げて撮った、次の一枚と比べてみるのも一興です。 撮影場所は、京都は比叡山麓・一条寺にある曼殊院門…
12月上旬のいまが、1年のうちでいちばん日暮れが早い時期です。 え、冬至じゃないの?と疑問に思う人も当然多いでしょう。確かに冬至の12月22日に1年で最も日が短くなります。けれども「日暮れが一番早い時期」はそれより早くに訪れます。こちらをご覧くださ…
前回に続いて、京都郊外・八瀬の里山から。先の投稿ではこんな対比を紹介しました。 春色が美しい場所は、秋色も美しい。落葉樹の雑木林に覆われた里山だからこその風景です。ということで、このスポットの別の表情もお目にかけましょう。 道路沿いからやや…
今回も「季節の彩り対比シリーズ」ということで。ガイドブックに載るようないわゆる「名所」ではないですが、季節の彩りがまさに絶景を演出する、私の見つけたとあるスポットをご紹介します。 まずは、春に撮った一枚をご覧ください。 こんなふうに、山の稜…
今日は11月30日。気象学上は、また世間一般的にも、今年の秋はこれで終わりです。 けれども、まだしばらくは、季節感は晩秋という時期も続きそうです。私の住む京都には紅葉の名所がたくさんありますが、12月上旬が見頃というところも少なくありません。紅葉…
今回も、季節の彩りをお届けします。 この季節、紅葉で華やかに彩られる京都の比叡山麓・八瀬。 叡電の比叡山口の辺りも秋景色は先の記事で紹介したように華麗そのもので、大勢の観光客で賑わいます。でも、そこから離れて大原方面に向かっても、知られざる…
今週のお題「紅葉」 先週末、八瀬での紅葉撮影。 その華麗な彩りは先の記事でも紹介した通りです。この光景を望んではあまたの観光客も見入り、またカメラを向けていました。 でもこの華々しい風景を離れて、辺りの山々に目を向けても、鮮やかな秋色はそこか…
今週のお題「紅葉」 今日は、この2枚。 散紅葉を背景に、秋の低い日差しのなかにゆらめくススキとエノコログサ(ネコジャラシ)。 色鮮やかな秋色の空間と枯れて光を浴びる草。「秋らしさ」が感じられて、お気に入りとなっているショット。わが家からほど近…
今週のお題「紅葉」 どうしてもこの季節は紅葉で投稿したいところですから、引き続いて。今日はお気に入りのこの一枚をご覧ください。 お堂の裏手の窓に映った、真っ赤な紅葉。 京都・洛東にある天台宗のお寺、真正極楽寺(真如堂)での撮影です。今年のもの…