光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

虹色の宝石~雫のプリズム~

昨晩から未明にかけてこちら京都では雨。 朝には上がっていて、前日には晴れの予報もあったので、あるいは今日は雫撮影のチャンスかも……と期待したのですが、午後までずっと雲が広がったまま、晴れてきたのは夕方になってからで、残念でした。 自然が恵んで…

雨上がりの森は星空のように~雫のプリズム~

先週土曜日、梅雨の晴れ間に訪れた雫の煌きとの出会い。 先の記事ではひとつの雫の眩しい七変化を取り上げましたが、今回は、星空のようなあまたの光をどうぞ。 小さな雫が田舎の夜空のように光を放つ中で、ひとつだけ大きく、また色鮮やかな輝きがあります…

日食は見られなかったけれど

前回の記事の最後で触れたこの前の日曜日。 部分日食ということで期待していましたが、晴れの予報にもかかわらず午後は雲が広がってしまいました。雲は薄く、背後の太陽が見えることもあり、上手くいけば雲がフィルターとなって日食の形が肉眼で確認できる(…

梅雨の晴れ間の煌き~雫のプリズム~

梅雨の晴れ間は、雫撮影のチャンスです。 昨日の土曜日が、ちょうどその機会でした。前日の金曜が雨。夕方前にはほぼ止んでいましたが、湿度の高いこの季節、日が照りさえしなければ一晩しても乾くことはありません。翌日の予報は晴れ、そして休みということ…

夕焼けサンドイッチ

今日は、前回の記事でも最後に触れた、一昨日の燃え上がるような夕景から一枚。 ここ宝ヶ池公園での夕景撮影の魅力は、水面への映り込みを生かせること。 こんなふうに夕焼けを映し出させることで、夕景をさらにドラマティックに魅せることができます。 この…

The early bird watches the morning glow.

夕焼けが美しい季節は、朝焼けも美しい。 それはほかならぬ、今の時期です。夕焼けも朝焼けも原理は同じ。湿度が高い、つまり「大気中の水分が多い」。それが波長の短い光を散乱させ、赤い光だけを届かせる。そうして空を赤く染める条件が整っているので、当…

呼び合い、煌きを奏でる二つの雫 続

前回の記事でみなさまと分かち合った二つの煌き。 この雫のデュオは、さらに違った色の輝きを見せてくれましたので、続編としてこちらでご紹介します。 先の記事では、左の雫が紫、青などの寒色系の光を放っていましたが、こちらも暖色に表情を変えました。 …

呼び合い、煌きを奏でる二つの雫

季節はすっかり梅雨そのもの。 連日のように雨が降り、雫が樹々を濡らしますが、陽射しが注がないので煌くことはありません。 でも、梅雨といっても雨天の日ばかりではないですから、晴れ間の日には、いずれプリズムも撮れることがあるかもしれません。 とい…

梅雨入り前の夕焼け週間でした

私の住む京都を含む近畿地方も、今日から梅雨に入りました。しばらくは前線の停滞で雨の日が続きそうな予報となっています。 でも、この梅雨に入るまでの一週間は、ほとんど「夕焼けウィーク」といっていいほど夕焼けが見られる日が続きましたので、振り返っ…

実例で学ぶ、夕焼けに出会う技術

風景写真では定番の人気テーマである夕景。 夕焼け撮影で大事なのは、私が思うには8-9割は「美しい夕焼けに出会うこと」であって、「出会った夕景をどう撮るか」という技術的な面は、残りの1-2割程度でしょう。 夕焼けそのものが美しい被写体なので、「ただ…

夕焼けシンメトリーの妙

前回の記事でも取り上げましたが、水曜日に撮れた、とんでもない夕焼け。 緊急事態宣言がとりあえず解除された今も私の仕事はまだ在宅が中心なのですが、その日の仕事を終えた夕暮れ時、少しで歩いてみると外は曇り空。 でもこれは焼けるかもしれない……と読…

時が真紅に染まる

壮麗すぎる夕焼けでした。京都・宝ヶ池公園です。 まずは、その光景を分かち合いましょう。 真紅に染まる空を映す水面が、美しさを倍にしてくれます。 時そのものが真っ赤に染まるようでした。 つい先週、今年に入って初めてといっていい華麗な夕焼けに鴨川…