光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

夕景

今年も夕焼けシーズンへ

皆様は、この連休はいかがお過ごしでしたか? 長期予報では天気が悪そうと出ていたこともありましたが、いざ来てみれば連日の五月晴れという今年の連休。こうなれば私の過ごし方が写真三昧になるのは当然というものです。 いろいろな場所へ足を運びましたが…

早春の真紅の夕日

空が霞みやすい早春のこの時期は、真っ赤な夕日を撮るチャンスがあります。 空気が澄んでいると、赤より短い波長の光も散乱されないため、ほとんど黄色のまま沈んでしまう、むしろ残念な夕日になるのです。 この辺のことは、こちらですでに語りました。 naos…

2021年の夕景たち

2021年ふりかえり特集、今回は夕景編。 夕焼けがほとんど見られない冬の季節になると、初夏から秋にかけての夕焼けの季節が懐かしくも恋しくなるところですが、今年もたくさんの美しい夕景にめぐりあうことができました。 naosuke21036.hatenablog.com naosu…

晩夏の夕暮れのショータイム 完全版

久しぶりに広がる青空を見た気がします。 お盆を挟んだ、夏の一番暑い時期が梅雨のような長雨で過ぎたのは、もしかすると暑さをしのぐにはよかったかもしれません。 前回の記事で「夕空の虹」というハイライトだけをとりあげた先週の夕暮れのショータイム。…

晩夏の夕暮れのショータイム~夕焼け空に虹~

今回は、ただこの1枚。 今日の夕暮れに現れた、夕焼けに染まる東空に架かった虹です。 時折青空は見えても、一向に晴れ上がらない夏の長雨。ですが一日の終わりに、こんな華麗なショータイムがありました。 夏らしく東空まで夕焼けに染まったところに鮮やか…

夏の長雨のあとに真紅の夕焼け

台風でもないのに、夏とは思えない長雨でした。 私の住む京都でも各地域で避難指示が出されるなど大変でした。 ともかく豪雨のピークは今日未明で過ぎたようで、夏ただなかでありながら、いったい何日ぶりかという青空も見られました。 完全に晴れ渡ったわけ…

夏の風物詩としての全方位の夕焼け

夕焼けの季節は、本当は秋ではなく夏。 naosuke21036.hatenablog.com ちょうど今が夏真っ盛りということもあり、この記事を訪れてくださる方も多いようなので、だんだんこの事実が認識されていっているといいと思います。 夕焼けの出現頻度も美しさも、一年…

田園の夕景コレクション2021 その2

梅雨の晴れ間に、たびたび美しい夕景を見せてくれる、わが家の近くの田園。 今年の夕景コレクション、その2です。 まず、これでも十分に美しい夕景ですが、これはあくまで前座です。日没時刻前の夕の色というのは、沈んでいく太陽が直接周りの雲を照らすこと…

田園の夕景コレクション2021

わが家のほど近いところにある、季節限定の夕景スポット。 比叡山を望む田園です。こちらは昨日の撮影から。 日没方向の北西の空は今一つだった反面、南西の空がこんなふうに真っ赤に染まりました。どの方角が焼けることもあるのが、夏の夕焼けの特色であり…

雨の上がりきらぬ夕景

前回の記事で取り上げた雨の日の終わりの夕景。 予想していなかったので慌てましたが、それでもなんとかゴールデン・モメントのうちに撮影スポット・宝ヶ池公園に到着。水面への映り込みとともに撮影できました。 でも、この黄金色の時間は、夕焼けのショー…

雨の日の夕焼けは読みづらい

その日に、美しい夕焼けが見られるかどうか。 先日の記事でも取り上げたように、私もその読み方はかなり心得ることができたように思っています。 naosuke21036.hatenablog.com 今年に入っても、何度か曇り空から爆焼けになるのを読み切って、見逃さずに撮影…

夕焼けのクライマックスとフィナーレ

予告通りだった先週土曜日の夕焼け。 naosuke21036.hatenablog.com この日の夕景は見所いっぱいだったので、引き続いてこの記事で取り上げていきたいと思います。 ほぼ日没時刻ぐらいに見られる、ゴールデンなひととき。けれどもこれも、ショータイムの前座…

予告・夕焼け~京都・鴨川より~

梅雨の晴れ間のこの時期は、夕焼けとの出会いも多い。 去年の同時期もたびたび華麗な夕焼けに出会えましたが、今年もです。 この週のうちで何度も出会っており、別の記事でも語りたいのですが、まずは前後しますが昨日の出会いから。 こちらは鴨川・丸太町橋…

夕焼け撮影 勝利の法則

思いっきり記事名に私のいま一つの趣味の領域からのフレーズを持ってきてしまいました。 わかる人には、もちろんわかりますよね。 ということで、前記事では見所だけ取り上げた昨日の夕焼け、じっくりと過程まで振り返ってみましょう。 在宅での仕事をひとと…

梅雨の晴れ間の美しい夕焼け

いや、今日の夕焼けは壮観でした。 ひとまず、その光景をみなさまとも分かち合いたいと思います。 早すぎる梅雨入りから半月近くが過ぎましたが、梅雨の晴れ間というのは、華麗な夕焼けが見られる絶好のチャンスというものです。 その過程もドラマティックで…

夕焼けを撮るなら必見~実例で見る、爆焼けするのはこんな日~

夕焼けを撮影するうえで何より大事なのは、そもそも夕焼けに出会うこと。 夕焼けを美しく撮れるカメラや技術があっても、肝心の夕焼けに立ち会えなければ何にもなりません。それに夕焼け自体が美しいですから、ただ撮るだけでも十分にいい写真になるというも…

夕焼け祭りの初夏の日

夕焼け祭り。 昨日の光景は、そう呼んでいいものでした。 前回の記事でハイライトだけご紹介しましたが、ここで改めて、そのプロセスまで含めて、存分にお楽しみいただくこととしましょう。 曇りのち晴れという予報に反して、ほぼ一日曇りだった昨日の京都。…

華麗なる初夏の夕焼け~京都・鴨川より~

こんな瞬間を、どれだけ待ち望んだことか。 今年に入って、ここまで華麗な夕焼けは初めてです。 一日曇りの日でしたが、夕空がこんな様子であれば、もう予感できました。 まだ撮影した写真を整理できていないので、この日の夕焼け模様は日を改めて特集しまし…

早すぎた春の日の夕日

夕日を撮るなら、真紅に限る。これが私の徹底したこだわりであって、真紅に染まらないような日なら、夕景は撮っても、夕日そのものの撮影は捨てる。それぐらいのつもりです。 naosuke21036.hatenablog.com ただ、京都だとなかなかそういう機会には恵まれませ…

春のフライング~大文字山から望む夕日~

しばらくお休みしていましたが、久しぶりの投稿です。 この週末は、まだ2月だというのに、3月を飛び越えて4月が訪れたような暖かさでした。特に今日は春本番に近い天候で、晴れ渡りながらも空の霞み具合から、夕日撮影の絶好のチャンスを予感。 最高の夕日は…

ユリカモメたちのいる夕景 その4

私の愛するユリカモメたちの夕景シリーズ、今回でひとまずおしまいです。 これはある年の冬、鴨川は荒神橋付近に集まっていたときのことです。だいたいは橋の上からの望遠撮影です。 : 茜色に染まる水面とともに。まずは足の立つ浅瀬で。 過去の最盛期であれ…

ユリカモメたちのいる夕景 その3

京の冬の風物詩・ユリカモメの夕景シリーズ、今回もです。 年によっては、彼らは夕暮れ時には、五条と七条の間の、正面橋の辺りに集うこともありました。 その折の光景からです。 できるかぎり彼ら自身の目線に近づこうと、河原まで降り、水面すれすれまでカ…

ユリカモメたちのいる夕景 その2

前回に続いて、私の愛する鴨川のユリカモメたち。これも過去年の撮影からです。 やはり、夕暮れの茜色に染まる水面に。 河川敷に集う。左下の波紋がちょっとしたアクセントになっています。 夕焼け雲を背に舞う。まだ空高くは飛び立っていません。 こちらは…

茜色の水面に~ユリカモメのいる夕景~

京都の冬の風物詩、鴨川のユリカモメたち。 この冬の撮影ではないですが、夕景の中で映える、彼らの姿をご覧いただきましょう。 こちらは丸太町橋南の河川敷。夕日で茜色に染まる水面に集うています。年によってはこのまま飛び立って琵琶湖に帰ることなく、…

2020年を夕焼けで振り返る

このブログを開設して2年弱、先日5万アクセスを突破しました。 読者登録をいただいている方々、検索を通してご訪問いただいている方々、改めて感謝申し上げます。 検索上位に表示され、「よく検索される」記事もできたようで、とりわけ「夕焼け」「夕日」の…

初冬の夕焼け~宝ヶ池公園にて~

晩秋から冬にかけては、夕景撮影は基本的にシーズンオフです。 というのも、 日没が早く、休みの日でなければ見ることも撮ることもできない。 低層雲が主で、夕焼けに染まりにくい。 湿度が低いので、鮮やかに赤く染まりにくい。 といった理由があるからです…

夕焼けには2つのステージがある~琵琶湖の夕景から~

南紀すさみの振り返りをいったんお休みにして、夕景写真を撮るうえで大切なことの一つを、つい先日出会った夕焼けから語ることにします。 この時期は仕事で琵琶湖方面に向かうことがたびたびあり、時間的にも夕焼けに立ち会うことは可能で、去年もこんな華麗…

どことなく昭和風~わが郷里の夕景から~

10月に入ってはや1週間。 過去の同時期に撮影した写真を見返していたところ、なんか気に入ったショットがあったので、今回の記事でわかちあいたいと思います。 それが、こちらです。 過去のこの季節に、所要で実家のある名古屋市南区に帰った際に撮った夕景…

夕焼けの華麗と清楚~2020年9月の夕景まとめ~

10月に入って最初の週末でした。もうすっかり秋本番ですが、先月初めはまだまだ真夏を思わせる猛暑だったことを思うと、ひと月で季節もずいぶんと移ったものだと実感させられます。 9月は桂川での「夕焼け祭り」をはじめとして、夕焼けを撮る機会もたびたび…

宝ヶ池公園より夕焼け全方位

今日でもう9月も終わり。遅い梅雨明けが繰り越されたように真夏同然の猛暑が続いた前半とはうってかわって、今では朝晩は肌寒さを覚えるまで。変化がずいぶんと激しかったひと月でした。秋分の日ぐらいまではわが家の前の森からセミの声が聞こえましたが、そ…