光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨明けの夕焼け 京都より

私の住む京都、つまり近畿地方でも、長い長い梅雨が明けました。かろうじて7月内に間に合ったというところです。 久しぶりに広がる青空を見上げることもでき、夏らしい入道雲も、空のところどころに出ていました。 ということで、これから美しい夕焼けもたび…

蜘蛛の巣と雫

日の長い夏であれば、雨上がりの晴れた日であれば、平日でも早朝に雫の煌きを撮る時間があります。 以前の記事でも触れていましたが、ちょうど一週間前、先週水曜日にそのチャンスがありました。 この日は午前中は晴れ渡り、これで梅雨明けかと期待させた日…

雨の日の終わりに

巷では変則的な4連休でしたが、みなさまはいかがお過ごしだったでしょうか。 長引く梅雨のため曇り・雨の日が続いて撮影に出かける機会もなく、また私は昨日は仕事も入っていて、自宅でこなすべき仕事関連の作業もあり、あまり休みらしい過ごし方でなかった…

まだ梅雨の晴れ間でも~雫のプリズム~ その2

前回に引き続き、先週土曜日の雫撮影から。 今回は「色の共演/競演」をお楽しみいただくとしましょう。 2つの黄色と、ちいさな青。 黄色と緑。 橙と黄色と、小さな青。 2つの緑に挟まれた小さな青。こうやって私の好きな青・緑系の色がひとつの画面でいくつ…

まだ梅雨の晴れ間でも~雫のプリズム~

梅雨明けはまだ先という予報で、週間予報でもしばらく曇り・雨の日が続くと出ていますが、それでも最近は青空の見える日も増えてきました。 私の住む京都でも今日も午前中は晴れで、昨夜の降雨の水滴が森に残っていたので、仕事に出る前の早朝には雫撮影もで…

忘れかけてた青空

長梅雨で、晴れ間らしい晴れ間もほとんどなかった6月下旬から今まで。 かろうじて雲間から青空が覗くことはあっても、一面青空が広がる光景は、ほとんど過去に撮った写真を見て思い出すばかりになっていました。 忘れかけていた青空を、本当にに久しぶりに、…

久しぶりの夕景たち

長い梅雨です。 ほぼ平均的な梅雨明け日にあたる今日も一日曇り空、ときどき雨。青々とした夏空が広がる光景が、まだ想像するのも難しいぐらいです。 とはいうものの、ひところに比べれば時折晴れ間も見えるようになり、夕焼けが現れる日も出てきました。 と…

シンプルな色構成の写真 その3

「少ない色で構成された風景」の写真、まだまだ語ります。 今回は夕景編です。まずはこちらから。 私としては、夕日もこんな色で撮りたい……という一枚。ですが「色構成」に注目しても面白いところです。 山の端あたりの空が夕暮れには色彩を失い、ほんの少し…

つかの間の陽射しに~雫のプリズム~

ほとんど毎日が雨か曇り。 いくら梅雨とはいえ、6月後半からそうした日が続いており、青空が雲間から覗くことすら、珍しく思えるほどです。ここまで晴れのない梅雨時というのも近年では無かったように思います。 例年なら時折訪れる晴れ間に雫のプリズム撮影…

シンプルな色構成の写真 その2

前回に続き、「少ない色で写真の画面を構成する」趣向。 この趣向で撮るには、「青空」というのは何より適した条件ですね。雲一つない快晴の空であれば、まず青一色の空間を広げられるからです。 その下に、限られた色だけでできた世界が広がっていればいい…

シンプルな色構成の写真

今回は、ひとつの写真の趣向について語りましょう。 シンプルな色構成の写真。一枚の写真を彩る色数を、できるだけ少なくした写真にこだわって撮ってみる、ということです。 よく写真の技法書では、「写真は引き算」ということが言われますよね。主役となる…

香住海岸 鎧の袖

ここ2回の記事で紹介している香住海岸。ジオパークとして指定されている範囲は広く、奇勝はまだまだあります。 とりわけ、国の天然記念物にも指定されており、絶景として名高い「鎧の袖」を紹介します。 とはいえ、ここはアクセスが大変。地図をご覧の通り、…

香住海岸・大引の鼻より

前回に続いて香住海岸から。 先の記事で訪れた季節は早春でしたが、季節が違えば同じ海でも表情が大きく変わる。ということで季節を違えて、夏のお盆休みの頃に訪れたさいの撮影を紹介しましょう。 前の時と同じく、今子浦へと向かう坂道の途中で。 画面の明…

山陰海岸ジオパーク・香住海岸より

新型コロナウィルスの影響で長らく遠出もできない状況ということで、しばらく近辺で撮影したものがメインになっていました。旅先での新撮を改めてお届けできるのはいつになるかという状況ですが、ひとまず過去のものから、撮影旅行の成果を紹介する機会もつ…