今回は南紀の海のスポットを紹介します。
紀勢本線の海駅として、当ブログでたびたび取り上げてきた見老津駅と和深駅。
和深駅からもう一区間上り方向(串本方面)に行くとあるのが、今回の田子駅です。
ご覧の通り、見老津駅付近から続く、紀勢本線がずっと海沿いを走る区間にあります。駅そのものは海に面しておらず、直接には海が見えないので「海駅」にはあたりません。けれども海岸からほど近い場所に位置しているので、降りて国道42号線に出れば、すぐに枯木灘の青い海を望むことができます。
こんな感じです。3年前の暮れに訪れた折の撮影で、冬の朝、海は深い青の色合いを見せています。
この辺りの海は岩礁が広がっています。海岸に降り立ってみるとこんな感じです。
駅からすぐ出たところにある海辺では見老津のような目立った奇岩はなく、潮が満ちればこの岩礁はおおむね水没しそうです。
その前の夏にも訪れたことがあるので、こちらも。
この岩礁の広がりも、なかなか味わいがあります。
夏の晴れた日でしたが、これでも青空の色は今一つだったという気がします。
この後すさみへと足を運び、見老津でも撮影していますが、こんな感じでした。
その翌年に訪れたときの空と海の色を比較してみると、晴れた空でも青の色合いが違う、ということもわかると思います。
青空でも空の澄み具合はかなり違います。この時期から、すさみの海は最高の青空のもとで!とこだわるようになりました。
まあこの時でも、海の色は文句なしに素晴らしかったんですが。
というわけで、今回もご覧いただきありがとうございました。