光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

梅雨の晴れ間の美しい夕焼け

いや、今日の夕焼けは壮観でした。 ひとまず、その光景をみなさまとも分かち合いたいと思います。 早すぎる梅雨入りから半月近くが過ぎましたが、梅雨の晴れ間というのは、華麗な夕焼けが見られる絶好のチャンスというものです。 その過程もドラマティックで…

彩りの雫たち

今日は、久々に青空の広がる日でした。例年のこの時期なら「五月晴れ」という言葉がぴったりくるところですが、今年ははや「梅雨の晴れ間」だというのが何とも言えません。もともと「五月晴れ」は旧暦の五月をもとにできた表現で、梅雨の晴れ間を意味してい…

今年も朝焼けの季節へ

まさかの5月半ばの梅雨入り、しかも青空すらほとんど見ない日が続く中で、昨日の夕暮れから今朝までつかの間だけ見えた晴れ間。 今朝も(いつものように)早起きして窓を開け、外を眺めてみると、久々に朝焼けが。 私の寝室は東向きなのでまず見えるのは東の…

雫の眩しさ~連休の撮影から~

今回は、こちらか。赤の輝きと虹の輝き、2つの宝石をご覧ください。 連休時に撮れた雫からです。しばらく夕焼けのことで書いていたので、まだ紹介していない宝物がだいぶありました。 赤と紫。ルビーとアメジストとというところでしょうか。 赤の雫が、今度…

夕焼けを撮るなら必見~実例で見る、爆焼けするのはこんな日~

夕焼けを撮影するうえで何より大事なのは、そもそも夕焼けに出会うこと。 夕焼けを美しく撮れるカメラや技術があっても、肝心の夕焼けに立ち会えなければ何にもなりません。それに夕焼け自体が美しいですから、ただ撮るだけでも十分にいい写真になるというも…

夕焼け祭りの初夏の日

夕焼け祭り。 昨日の光景は、そう呼んでいいものでした。 前回の記事でハイライトだけご紹介しましたが、ここで改めて、そのプロセスまで含めて、存分にお楽しみいただくこととしましょう。 曇りのち晴れという予報に反して、ほぼ一日曇りだった昨日の京都。…

華麗なる初夏の夕焼け~京都・鴨川より~

こんな瞬間を、どれだけ待ち望んだことか。 今年に入って、ここまで華麗な夕焼けは初めてです。 一日曇りの日でしたが、夕空がこんな様子であれば、もう予感できました。 まだ撮影した写真を整理できていないので、この日の夕焼け模様は日を改めて特集しまし…

連休の雫との出会い

今年のゴールデンウィークは、雫との出会いが何よりでした。 京都にも緊急事態宣言が出て遠出もできない状況、そうでなくても天気が今一つで、例年ならこの時期に相応しい五月晴れの空の下で初夏の風景を……ということもできない日々でしたが。でも何度か「雨…

虹色の雫の七変化

私の住む京都でも緊急事態宣言が出されているこの連休。 遠出は控えるべき状況ですが、天気も今一つで、たとえ宣言下でなくても撮影に出かけるのにはあまり適さない条件のようです。 先月30日、この日は私はすでに休みに入っていましたが、前日が夕方まで雨…

青空に舞う桜

4月が終わらないうちに、今年の桜を振り返る記事をもうひとつ。 印象深いショットがあるので、あえて残しておきました。たびたび夕景を撮りに足を運ぶ、近場の宝ヶ池公園にて。 青空の下、新緑と桜のコラボ。芽吹きの早い樹ではこの趣向で撮るのが楽しみです…

2021年の桜、京都より

これまでずっと新緑を主に取り上げてきて、それから桜の記事を書くというのは今さら感がありますが、今年の桜のことも振り返ってみたいので、とりあえず4月が終わらないうちに。 周知のとおり、異常に開花が早かった今年の桜。春分の日になるかならないかの…

京都も初夏へ

日曜の今日は、朝は曇りがちだったものの、昼前から青空が広がりました。 もともと桜も新緑も早かった今年は、4月最後の週末ともなればほとんど初夏です。近場のいつもの新緑撮影スポット・八瀬に足を運んでも、もうかなり濃くなった緑一色の光景になってい…

新緑は過程を楽しむもの

昨日ぐらいからもう初夏に入ったような陽気です。 新緑の季節の訪れも早かった今年。もう緑も新緑から深緑に変わりつつあり、5月を待たずして、新緑の季節は完全に終わりを迎えそうです。 ということで、はや3月終わりから始まった新緑の季節の移り行きを、…

季節の進みは年ごとにこれだけ違う~新緑で比べる今年と過去年~

桜の季節も、そして新緑の季節も、訪れが著しく早い今年。 同じ場所で撮影していると、年ごとの季節の違いにも敏感になります。 私のメインフィールドである京都・八瀬で、新緑と山桜。 こちらは今年の4月11日 こちらは去年の4月25日です。 緑の色づきも、山…

京都・八瀬の新緑はカラフル

先週末は新緑三昧。 嵐山から高雄まで、土曜日は西へ向かいましたが、日曜日はわが家からもほど近い、新緑では私のメインフィールドとも言うべき八瀬を中心に撮影しました。 こちらの記事でも紹介しています。私にとっては散歩の延長で行ける場所。 naosuke2…

京都高雄・西明寺のミツバツツジと新緑

先週末の新緑めぐり。 嵐山、保津峡、広沢池と回って、今年は是非とも見たかったのが、高雄・西明寺のミツバツツジ。 以前の記事でも取り上げました。 naosuke21036.hatenablog.com ということで広沢池から高雄への道を。 : 西明寺の裏山にさしかかる前に、…

新緑は5月より4月、とはいうものの~嵯峨・嵐山の新緑~

この週末2日は本当に良い天気でした。 例年なら最高の花見日和となるところでしたが、早すぎる開花のため、京都でも桜はほとんど散り尽くしていました。かろうじて花びらが残っている樹々が、いくらか見られる程度です。 桜の季節が早ければ、新緑の季節も早…

京都にて、早すぎる新緑の見頃

新緑は5月より4月。先の記事では、そう強調しました。 naosuke21036.hatenablog.com とはいっても、こんなに早く見頃になるとは、私も思いもよりませんでした。 桜の季節が終わりを迎える頃から新緑が綺麗になってくる。その萌え出る初めの時期こそいちばん…

南紀すさみの春

前回の記事でも触れた、この春の南紀の旅。 まずここは外せない、私の思い入れるすさみの模様から、お届けします。 海辺の地を訪れれば、必ず出迎えてくれるのがイソヒヨドリ。青空を背にメタリックブルーが映えます。 実際には私の住む内陸の京都でも増え続…

3月の新緑~京都と南紀~

3月から新緑が見られるとは。 いろいろあってしばらく更新をお休みしていましたが、久々の投稿はこの話題です。 先の記事で、新緑は世間で言われているように5月ではなく、4月こそがいちばん美しい。5月に入ってからでは遅すぎる、4月のうちに見逃さなずに撮…

ガイドブックではわからない京都の新緑スポット紹介

新緑というのは本当の見頃はつかの間です。萌え出て間もない時期の、微妙で繊細な淡い彩りが見られるのは、1週間~10日あるかどうかです。その後も新緑といえば新緑の時期はまだ続きます。しばらくは新緑らしい瑞々しさ、さわやかさは堪能できるでしょう。で…

5月では遅すぎる~新緑は4月にこそ撮りたい3つの理由~

新緑の季節と言ったら何月ですか? 日本でこんな質問を尋ねれば、多少の地域差はあるとしても、大多数の人は5月と答えるでしょう。時候の挨拶でも、5月であれば「新緑の候……」と書き出すのが定番となっているところにもうかがえます。もちろん新緑は、日本各…

美しい新緑に出会うための6つのポイント

まだまだ春本番には遠いところですが、だからこそ今のうちに、この記事をアップしたいと思います。 新緑の季節にリアルタイムで載せると、今年の春に見に行こう、撮りに行こうという方々には間に合わないかもしれませんから。季節にしばらく先駆けてお読みい…

彩り豊かな季節を待つ

3月に入ってから初めての記事です。 ようやく過ぎた冬は、1年のうちで最も彩りの乏しい季節。春には、すでに各所で梅の花が咲いているのをはじめとして、苦節の彩りもよみがえってきます。 桜、菜の花、タンポポ、春もみじ、新緑といった春の彩りも待ち遠し…

真冬の森の宝石箱 その4

今日は2月28日。冬の最終日ということになります。 1月までは何度も厳しい寒波が訪れたこの冬でしたが、2月に入ると春を思わせる暖かい日も多くなり、思いのほか厳冬ではなかったのが今年の冬でした。そのため積雪も予想したほど多くはなく、期待した「雪融…

早すぎた春の日の夕日

夕日を撮るなら、真紅に限る。これが私の徹底したこだわりであって、真紅に染まらないような日なら、夕景は撮っても、夕日そのものの撮影は捨てる。それぐらいのつもりです。 naosuke21036.hatenablog.com ただ、京都だとなかなかそういう機会には恵まれませ…

春のフライング~大文字山から望む夕日~

しばらくお休みしていましたが、久しぶりの投稿です。 この週末は、まだ2月だというのに、3月を飛び越えて4月が訪れたような暖かさでした。特に今日は春本番に近い天候で、晴れ渡りながらも空の霞み具合から、夕日撮影の絶好のチャンスを予感。 最高の夕日は…

真冬の森の宝石箱 その3 ~カラフル~

2月も立春を過ぎて1週間と過ぎれば、光の季節で見れば立冬の1週間前と同じ。つまり、日の長さも高さも、10月末とほぼ等しいことになります。 2月と10月では気温は違いすぎますが、光は同じ。光から先に春が訪れるというものです。週間予報だと来週半ばにま…

真冬の森の宝石箱 その2

2月に入ると比較的暖かい日も多くなり、「光の春」の訪れとともに気温の春も近づいていることが感じられます。 ですが今回も、厳寒の時期に出会えた宝物から。雫の煌きで宝石箱と化した森の様子をお届けします。 微妙に彩りの違う、オレンジ色の輝きたち。 …

真冬の森の宝石箱

例年より1日早い節分、そして立春を過ぎると、「光の春」。 まだ寒さは厳しくても、年末年始の頃に比べればいくぶん日も高く、長くなり、温度の春に先駆けて、いくらかは春の訪れを感じさせます。 1年で冬が最も苦手な私としては、12月上旬はまだ紅葉が見頃…