どことなく昭和風~わが郷里の夕景から~
10月に入ってはや1週間。
過去の同時期に撮影した写真を見返していたところ、なんか気に入ったショットがあったので、今回の記事でわかちあいたいと思います。
それが、こちらです。
過去のこの季節に、所要で実家のある名古屋市南区に帰った際に撮った夕景です。
立ち並ぶ鉄塔と工場、そしてちょうど電車(名鉄常滑線です)にこの夕景の色合いが、なんとなく昭和っぽい雰囲気を感じるところです。
川面に映り込んだ夕日と人影が重なるのもポイント。
遠景には名古屋港ポートビルが見え、海の近さを感じさせます。さらに遠くには伊吹山も望めます。
夕日の光がやや強めで、ちょっとフレアーが入ってしまったのが残念なところでした。
地図はこちら。山崎川沿いに歩いての撮影です。
私の育ったこの町は典型的な下町でしたが、最近ではかつての工場地が次々とマンションやショッピングセンター、病院などに再開発され、雰囲気もかなり様変わりしています。でも川沿いは昔と変わらぬ工業地帯。それがちょっとレトロな雰囲気を感じさせるのでしょう。
先のスポットにたどり着く前の1枚。
こちらはその後、線路を渡った先で撮った夕焼けです。
工業地帯を流れる濁った川ですが、こうやって夕空と鉄塔を映すとなかなかの趣を見せてくれます。
普段は自然の風景を主に撮っているますが、こうやって人工物の世界を撮ってみるのも新たな発見と面白さがあるかも、とふと感じたところです。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。