梅雨の晴れ間のこの時期は、夕焼けとの出会いも多い。
去年の同時期もたびたび華麗な夕焼けに出会えましたが、今年もです。
この週のうちで何度も出会っており、別の記事でも語りたいのですが、まずは前後しますが昨日の出会いから。
こちらは鴨川・丸太町橋上から、午後6時半少し前。この季節は日没も非常に遅く、昨日は7時8分だったので、その約40分前になります。
まだ明るいですが、空はほぼ一面、灰色の雲が覆っています。
でもこの空を見れば、「今日は焼ける」と確信が持てたので、ツイッターで予告を出してみました。
こんなふうに。
京都の方、今日は高確率で夕焼けが出ますのでご用意を。#京都 #夕焼け #イマソラ pic.twitter.com/sJlBiDEbcp
— naosuke21036 (@naosuke21036) 2021年6月5日
こちらの記事
でも説明したように、地平線近くからうっすらと光が射している。つまり沈んだ後の太陽の光が遮られないということです。こうなれば雲が一面に広がっているのは、むしろ染まるものがあるということで好条件。華麗な夕焼けが出現する条件が整っている、と読めたからです。これが夕焼け撮影、勝利の法則。
これで外したら格好悪かったところです。あくまで「高確率で」と書いたので、外れても嘘を言ったことにはなりませんが、それでも予告ホームランをしておいて空振り三振した、みたいな感じになってしまいます。あの人も「勝利の法則は決まった」と言ってから負けたことは無かったはずですよね。
まあ「なんか行ける気がする」以上の確信はあったので、丸太町橋から、もっと良い撮影ポジションを求めて上流に向かい、北大路橋の付近まで来ます。
午後6時45分頃。だいぶ暗くなっています。山の端あたりは明るくなっているので、条件は変わっていないとは思いましたが、もしかして外したか、とも気になりました。
7時直前ぐらいには、北山あたりの上空が赤みを帯びてきましたから、これで間違いないと確信。もう「勝利の法則は決まった」と言っていいところです。
7時をちょうど回ったぐらいに、いよいよ焼け始めました。
さあ、ショータイムです。
いよいよ華麗さを増して。
こんな空が燃え上がるようなひとときになりました。
ということで、無事予告は的中です。
この夕焼けの見極め方はやはりかなりの確度があり、みなさまのご参考にもなるかと思います。
この日の夕焼けショータイムはまだまだ語るところがあるのですが、とりあえず、この辺で。
今回もご覧いただきありがとうございました。