2021年ふりかえり特集、今回は夕景編。
夕焼けがほとんど見られない冬の季節になると、初夏から秋にかけての夕焼けの季節が懐かしくも恋しくなるところですが、今年もたくさんの美しい夕景にめぐりあうことができました。
この辺の記事で語ったように、夕焼けの「見極め方」もだいぶ心得てきたので、美しい夕焼けが現れる日は、見逃さずにおけることも多くなりました。何事も、出会いのチャンスを逃さないことが肝心というところです。
ということで、場所ごとに特集。場所の詳細はこちらをご覧ください。
まずはメインの撮影スポットといっていい鴨川。
今年初めての華麗な夕焼けは、5月の下旬でした。
こちらは6月上旬の燃える空。
この日は空模様から夕焼け予告をツイッターにも出し、的中しました。
真夏には頻繁にみられる、全方位の夕焼け。大文字山の上空の空が赤く染まった日です。
今年の8月はお盆頃に長雨が続く、これまた変わった夏でした。その晴れ間に見られた高積雲の華麗な夕景です。
夏の長雨の終わり頃、東の空まで染まる夕焼けと、虹。コラボで撮れた貴重な機会でした。
同じ日は、西の空もこんなふうに鮮烈でした。
続いては、宝ヶ池公園。燃える空です。
こちらは梅雨の末期、雨上がりの夕空。
止んだかとおもったらまたぽつぽつと降り出して、茜色の水面に無数の小さな波紋。
続いては上高野の田園。
全方位の空が焼け、比叡山の方向の空まで染まった日。
田んぼに映る夕焼け雲。
夏至の頃のこれが、今年一番美しい夕景だったと思います。
染まる水面。
まだまだあるのですが、2021年の代表的なものというとこの辺り。同じ場所で撮っても、一枚一枚違い、どの日の光景も、二度とは見られません。一つひとつの出会いを大切に受け止めながら、見返しています。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。