わが家のほど近いところにある、季節限定の夕景スポット。
比叡山を望む田園です。こちらは昨日の撮影から。
日没方向の北西の空は今一つだった反面、南西の空がこんなふうに真っ赤に染まりました。どの方角が焼けることもあるのが、夏の夕焼けの特色であり、魅力です。
この夕景スポットは、ご好評をいただいているこの記事でも紹介しました。「上高野」の項目です。
この水田の地主だったおばあさんが亡くなられて3年。改めて、今年の夕景も届けたい思いです。
このスポットの夕景が特に美しいのは、田植えからしばらくの間。水が張られ、稲が育って水面が隠れてしまうまでで、5月末から7月上旬です。そろそろ、ここでの夕景撮影は今年はおしまいです。
ということで、梅雨入り間もない時期から。まだ稲も植えられたばかりの水田を、夕日が照らします。でも、これはまだはじまり。
日没方向に巻雲などの高層雲があるので、美しい夕焼けが期待できます。こんなふうにです。
地平線近くが鮮やかさを増しました。
この日のフィナーレはこんな感じでした。
これまた別の日。田んぼの北側から南の方向を望むと、こちらのそらも色づいています。
比叡山に向けて、北東の空。全方位が染まるのが、夏の夕焼けの魅力のひとつです。
朝焼けのように染まった東空が、水田に映り込みます。
移動して、田んぼの南側から日没方向を望みます。雲も鮮やかに映り込んでいます。
夕空を映す水田だけで。私の好みの「空を入れない夕景表現」です。
今年のこの場所での夕景との出会いはまだまだありますが、今回はこの辺で。
それでは、お読みいただきありがとうございました。