2019年の春と初夏の彩り
年末総集編その2です。今回は「季節」の彩り豊かな表情、春と初夏のものを振り返ります。
自然写真を撮っていると季節の移り行きにはいやがうえにも敏感になりますが、そうすると春夏秋冬、「四季」という分け方では足りなくなります。私の感覚では、「初夏」(4月末~6月の梅雨入り前)というのは春とも夏とも違う、独自の季節感をもったひとつの季節という受け止め方です。
ということで「春」と「初夏」です。
まずは春ということで、桜。
こちらの記事で紹介した、桂川から。
河津桜とソメイヨシノ、濃淡ふたつの桜色と菜の花の、春色あふれるコラボが見られます。
昨年の台風で倒れながら、なお花を咲かせる樹の生命力が印象深いものでした。
こちらは鴨川。正面に見えるのは比叡山です。
同じく鴨川で、桜と新緑と青空。
こちらは八瀬です。
桜の季節を過ぎると、新緑の季節へ。春から初夏へと彩も変わります。
こちらで取り上げた鴨川上流のスポット。
この繊細な淡い緑が見られるのは、年のうちでほんのひとときだけです。
八瀬にて。青空にクロスする飛行機雲の下、新緑色の山です。
この対角線で撮るのが、私にとって春も秋もすっかり定番になりました。
さまざまな色合いの新緑と山桜と。晩秋と並んで彩り豊かな季節です。
そして田植えの季節へ。わが家のほど近くの田園で、夕映えの比叡山を映して。
2019年の春から初夏も、表情と彩りが豊かでした。
それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。