京の初冬の夕焼け
予定を変更してリアルタイムのものをお届けします。
というのも、晩秋から初冬へと移りつつあるこの季節に、思わぬ壮麗な夕焼けに出会えましたから。
日没が年で最も早いこの季節には、休みの日でなければまず夕暮れには立ち会えません。そもそも冬には他の季節ほど夕焼けは出現しないこともあって、これからしばらくの季節は夕焼け撮影は頭にない、そうなりそうなところでした。
今日は天気が良ければ今年最後の紅葉撮影もしたかったところですが、あいにくの一日曇り。紅葉の撮影も先週末でおしまいか……というところでした。
ですが昼過ぎから西の空を見ると、空一面雲がかかっていても地平線のあたりは雲が切れているので、なんか行ける気がする……と見ました。
焼けるかどうかの見極めは、こちらの記事をご参照ください。
ということで日没時に撮影ポイントに移動。そうしたら、見事に出会えたわけです。
まずは染まり始めから。
すでに十分華麗です。
夏のように「全方位に焼ける」まではいかなくても、かなり北寄りの空まで染まっていました。
そして空が燃えてきます。
いよいよ赤みを増して。
燃え上がる雲をズームで。
さらに1枚。
と、出会えて本当に良かった夕焼けでした。
二度と同じものが見られない、一期一会なのが夕焼けというもの。かつて秋分の日に素晴らしい夕焼けを撮り逃がしたことは結構後まで引きずりましたが、その日に劣らない壮観をカメラに収めることができて、今年の夕景撮影もいい感じで締めくくれそうです。
では、今回もご覧いただきありがとうございました。