光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

琵琶湖夕景

 昨日に続いて、琵琶湖の風景から。

 その日はだいたい日暮れの時間前にこちらでの仕事が終わり、帰途につくところで西の空を見やると夕焼けの予感。

naosuke21036.hatenablog.com

 こちらの記事でも触れたように、ちょうど日の沈む方角の空が開けているからです。こうなれば沈んだ後の太陽の光が遮られないので、雲が染まる期待が高まります。

 ということで近江大橋から、琵琶湖東岸の道を北に進んで撮影スポットを探します。そして、まずはこんな感じ。

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 まだまだこれからです。

 場所は、下の矢橋帰帆島公園に渡る橋の上です。

 こちらから水路方面に東の空を眺めても、なかなかでした。

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 夏のように全方位の空が焼けるとはいかなくても、こうやって東の空の雲まで夕焼けに染まることは、冬でも見られるようです。

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 こちらはズームで、夕映えに照らし出された、「近江富士」の異名をとる三上山。その名の通り山容が富士山に似ているからつけられた名前です。今のように旅行が簡単に行けるわけではなかった時代には、富士山など見に行こうにも一生行けない人が大多数。だから地元で似たものを眺めて満足しようということで、日本各地のそれらしい山に「……富士」の名がつけられたわけです。

 茜色の水面と鳥たち。望遠でないのでこれが限界です。

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 そして目を西に向けると、この季節ではそうは見られない華麗な夕焼けが現れました。

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 海や湖、池越しに望む夕焼けは、水面に映ることで美しさが倍になります。

 こちらはズームで。

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 近江大橋も映えます。

 冬の夕焼けは束の間で、すぐに色は失われていきます。その前にカメラに収めたのがこの一枚でした。

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 冬に入ると夕景撮影はシーズンオフという感覚になりやすいですが、この夕焼けは見逃さなくて、撮り逃がさなくて本当に良かったところです。

 では、今回もご覧いただきありがとうございました。