光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

色鮮やかな煌きひとつ~雫のプリズム~

あまたの透明な煌きのなかに、色鮮やかな光を放つ雫ひとつ。そんな趣向で撮れたものをご紹介します。 星座のなかの一等星のように、ひときわ鮮やかな輝きを放つものがひとつだけある。そんな瞬間も、写真の中にとどめなければ束の間に消え去ってしまいます。…

眩しさの七変化~雫のプリズム~

昨日に続いて、雫の煌き。 この眩しい光は、すべて同じ雫の表情です。 虹の七色すべてに渡る彩りを見せた一粒の雫。どんな宝石もこれほどの輝きを見せることはないかもしれない、一瞬だけの宝です。 今回もご覧いただきありがとうございました。

久々に出会えた宝~雫のプリズム~

ここ数か月、ほとんど満足な撮影機会に恵まれなかった雫のプリズム。 私の住む京都では一昨夜が雨、昨日の朝にしばらく晴れ間とあって、久しぶりに宝物を手にすることができました。 この青く澄んだ光。 サファイアからエメラルドへ色を変えます。 これはま…

光の雫のトライアングル~再会~

前回に続いて、雫の光のトライアングルを。 また同じ場面の写真かって? naosuke21036.hatenablog.com いいえ。 撮影した日が違います。前回ご紹介した雫が3年前の11月、今回のが翌年の1月で、2か月の時を隔てています。 それなのに、ほぼ同じ配置で雫の煌き…

光の雫のトライアングル

今年の折り返し点を過ぎながら、新しく雫のプリズムを撮る機会にはなかなか恵まれませんが、過去の撮影のお気に入りからです。 三つの違う色の光を放つ雫が、きれいにトライアングルを形作っています。 色を変えて、二つの光が緑に。 黄色に。まるで光の音楽…

久々の雫のプリズム

今日は夏至でした。 とっくに梅雨時ただ中だと思っていましたが、私の住む近畿地方ではまだ梅雨入りが発表されていないと知ったのはこの間のことでした。 梅雨前線の勢力が弱くて空梅雨というのではなく、むしろ太平洋高気圧の勢力が弱いために梅雨前線が十…

星空のような煌き~雫のプリズム~

前回の記事で紹介した、あまたの雫の輝き。さらに輝きと彩りを増した、同じ情景からの写真をどうぞ。 右下の、いわば主星(α星)にあたる雫ばかりでなく、その近くにある小さな光も、青、赤、緑と彩り豊かな輝きを放っているのがおわかりでしょうか。 これま…

あまたの光~雫のプリズム~

今年はなかなか好条件に恵まれず、新たな撮影ができない雫のプリズムですが、過去の撮影から。 いつも撮影しているフィールドなので、この時期のこの時間帯にはここがスポットというのもかなり心得ていますが、ここは6-7月頃の朝7時台にいちばん美しくなる場…

雫とりどりの煌き

久々に雫の煌きをお届けします。 今年は冬にはほとんど機会がなく、4月初めに一度大きな機会があったきりで、なかなか雫の光をつかまえるチャンスに恵まれません。 ということで、過去の同時期に撮ったものからお気に入りのものを。 大きさも色もそれぞれ異…

令和初撮影の雫

連休前半は天気に恵まれず(天気のいい日には仕事が入っていたりして)写真撮影に出かける機会もこれまで無かったのですが、ようやく今日晴れの日が訪れました。 私の住む京都では昨日昼過ぎまで雨、もしかすると今朝まで水滴が残っていてくれれば……との期待…

雫の煌き三ッ星

昨日に続いて、過去の連休中に撮れた雫のプリズムから。 小さな雫ひとつを挟んで、三つの雫が縦に並んで宝石の輝きを放ちます。 二つのオレンジ色の光から、色を変えてグリーンに。 そして、二つのブルーに。 そしてブルー、小さなオレンジ、グリーンと、色…

二つの煌き

世は連休初日の今日、私は仕事がありましたが、私の住む京都では冬を思わせるほど異常に寒い日でした。 今日は久しぶりに雫で、過去の連休の時期に撮れたものを紹介しようと思います。 二つの雫が、シャープな煌きを放つ一枚です。 橙と青緑。色の対比も鮮や…

新緑と雫 さらに

3日続けての「新緑と雫」シリーズ。 まだぜひともご覧いただきたいものもありますので、最後に。 何か、極地のオーロラみたいな色合いの美しさがありました。こんな彩りの美に、どこか遠くに行かなくても出会える。そんな機会です。 どれも、永遠のなかで一…

新緑と雫 続けて

昨日紹介した、新緑の葉元に煌く雫。 その違った表情はまだまだありました。 赤い光は、若葉の新緑色との対比で鮮やかさが際立ちます。 さらにこんな感じでした。 まだこのような雫を撮り始めて間もない頃でした。この時はもともと野鳥目的で、近くの里山の…

新緑と雫

桜の季節から新緑の季節へ。 過去の撮影からですが、この時期に撮れたものとして忘れられないものがあるので、こちらでご紹介します。 どうぞご覧ください。 春が訪れ、芽吹いた若葉の根元で、水滴が虹色の輝きを見せてくれました。 たった3枚取り上げただけ…

森の宝探し まだまだ

昨日までの「森の宝探し」、まだここで分かちあえていなかったお宝を。 きらりと大きく煌くエメラルド色が目を引きます。 背景がかなり暗くなってしまった感はありますが、その分輝きとのコントラストも際立っているところです。 そして、山のもみじにも。 …

森の宝探し 続けて

今回も続けて、一昨日の朝早くに近くの森で見つけた宝物をお届けします。 こちらは、色と光の競演。右側の青と左側の緑の光が競いあうような輝きを放ち、その周りを小さな煌きたちが飾っています。 ややカメラの位置を変えるだけでこんなに変わります。 先の…

森の宝探し

あいにく花冷えというか、4月に入っても寒い日が続き、私の住む京都では、積もりこそしなかったもののなんと今日雪が降ったほどでした。3月末に雪が積もったことがあるのは過去の写真撮影の記録からもわかります。 前の記事で紹介した、この場所です。 naosu…

紫と赤の煌き

本日も雫の煌きを。 光のスペクトルで、紫と赤は波長の長さの両端。そこから外れると、紫外線あるいは赤外線となり、人間の目には見えなくなってしまいます。 それだけに雫の煌きを撮るときでも、紫や赤の光はなかなか撮りにくいと感じます。 その二つの色が…

七色じゃ足りない

久々に雫のプリズムを。 今回も、ひとつの雫に焦点を絞って。 ご覧の通り、透明な雫が、こんなにも違った色の輝きを見せてくれます。 「虹色の雫」で紹介したものもそうですが、ひとつのショットで、いくつもの色の光を四方に放っている様子が見てとれます。…

雫の一閃

今回も雫の宝石をお届けします。 先の記事があまたの雫が色とりどりの輝きを放つ「イルミネーション」というべき光景だったのに対して、今回は一つの雫がまばゆい光を放つ瞬間をお届けします。 いかがでしょうか、この眩しさ。 写真なのでもちろんその心配は…

森のイルミネーション 続けて

読者になってくださったたくさんの方に、心より感謝申し上げます。本ブログの表題にあるように、「つかまえた光」をこうして多くの方にお届けできれば幸いです。 今回も雫の輝きを、森のイルミネーションという趣向で。 昨日の記事と同じ日に撮ったものです…

森のイルミネーション

今日も雫の煌きをお届けします。 思い起こせば、学生時代に住んでいたアパートの窓から、雨上がりに晴れた朝、窓から電線に残った水滴が虹色に輝くのを眺めた頃。 野鳥を見に森に入ったとき、その日も雨上がりだったので森の木々に残った水滴が色とりどりに…

煌きのデュエット

久々に雫です。ここ2-3か月ほど新しいものを撮る機会に出会えていないので、過去の撮影からです。 仲良く並んだ二つの雫が、呼び合うように輝きの色を変えていく様子をご覧ください。 同じ雫でもちょっと角度が違うだけでまったく異なる光を放つということが…

森は宝石箱

この冬は暖冬でした。私の住む京都でも、本格的な積雪は無いまま春を迎えようとしています。 冬であれば、雨ではなく樹に積もった雪の融けた雫でプリズム写真を撮る機会も少なくないのですが、今年はそのようなチャンスはわずかでした。 そのほぼ唯一の機会…

虹色の雫をもうひとつ

昨日に続き、別の機会に撮った、雫の虹色の輝きをお届けします。 昨日のものとは、これまた色合いが違います。「紫色」の光が際立っているのが特徴的です。 同じ雫ですが、瞬間ごとに輝きを変え、同じ輝きは二度と撮れません。 儚く消えていく雫がつかの間だ…

虹色の雫

今日も雫のプリズムをお届けします。 ひとつぶの透明な雫が、虹色の輝きを見せる瞬間です。 この雫の輝きは、原理は基本的に虹と同じです。水滴がプリズムの役割を果たして光を屈折・分散させるので、無色の太陽光の中に含まれていた赤から紫までの違った波…

雫のプリズム七変化

雫のプリズム。 そこには、生きた光があります。 透明な水滴が光を屈折させ、分光させると、人の目に、そしてレンズに、とりどりの輝きを届ける。 少し位置を変えるだけで、つかまえる光も変わっていきます。 まさに、こんな感じです。 これがすべて、ひとつ…

二つの雫の煌めき

雫の宝石です。 青い輝きと、赤い輝きと。 私の好きな色は青・緑系なので、雫撮影に行ったときはいつも、青い輝きを撮ることを狙います。青で綺麗な輝きが撮れたら、その日の撮影は成功した、と思うぐらいです。 でも赤の光もなかなか捨てがたい。 虹の七色…

枯れ枝に光る宝石

今日も雫の宝石を。 冬枯れではなく、ただ枯れてしまった杉の枝を飾って輝いています。 樹自体が枯れているので、いずれ朽ち果てていくでしょうが、その前に雫が美しく彩ってくれたかけがえのない瞬間をご覧ください。 一つひとつ、違った色の宝石に変わりつ…