虹色の雫
今日も雫のプリズムをお届けします。
ひとつぶの透明な雫が、虹色の輝きを見せる瞬間です。
この雫の輝きは、原理は基本的に虹と同じです。水滴がプリズムの役割を果たして光を屈折・分散させるので、無色の太陽光の中に含まれていた赤から紫までの違った波長・違った色の光が別々の方向に放たれます。そのうちの特定の色の光をつかまえると、透明な雫が色鮮やかに輝いて見えるのです。
時には分光されたいくつもの色が一度にカメラに収められることがあり、そうすると雫ひとつぶだけで、虹のような色とりどりの光を放つことがあります。
こんなふうにも。
それは角度次第なのですが、どんな条件にすればこんなふうに虹色になるのか、私にもまだよくわかっていません。ただ美しく輝いているものを撮る、というだけです。
物理学、そのなかでも光学を修めれば、どんな角度だと虹色に見えるかも計算できるのかもしれません。このブログをお読みになられたなかで、詳しい方がおられたらご教示いただきたいぐらいです。