雫の宝石です。
青い輝きと、赤い輝きと。
私の好きな色は青・緑系なので、雫撮影に行ったときはいつも、青い輝きを撮ることを狙います。青で綺麗な輝きが撮れたら、その日の撮影は成功した、と思うぐらいです。
でも赤の光もなかなか捨てがたい。
虹の七色でいちばん上に位置しているように、赤というのはスペクトルでは最も波長の長い可視光線です。それだけに赤い煌めきというのは意外と撮るのが難しいのです。少し波長が短くなって橙色ならよく撮れますし、赤を撮ったつもりでも橙寄りで、なかなか「真っ赤」な光を撮る機会はありません。
そんなわけで、青と赤の光が一枚に収まった貴重な瞬間がこれです。
