光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

南紀の夏~白浜・三段壁と荒れた海~

 前回に続いて、この夏の南紀・白浜での撮影から。

 白良浜は季節も季節、海水浴客で当然のように溢れ返っていましたから、風景撮影としてはスルー。通り過ぎる時、海が荒れてきたので遊泳禁止を告げる放送が聞こえていました。

 ということで、次なるスポットは三段壁。何度も訪れていますが、今回の狙いは荒れた海とともに撮ることです。

 ということで、今回は正面の展望所入り口ではなく裏手の路地から入りました。

 下の地図で言うと、「パールシャト」の建物の横の小道です。

 一頃と比べても立ち入れる区域がかなり制限されていますが、通常の遊歩道のさらに先に行ったところに出られ、そこから続く岩場もなかなかの壮観です。

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 上の写真では海も穏やかに見えますが、方向を変えてみると。
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 荒れた海ほど色鮮やか。これは私にとって海撮影の鉄板のセオリーとなっています。これに気づく人が多くないのはむしろ不思議なほどです。

naosuke21036.hatenablog.com


 そして正面の展望所から。これが真打ちです。

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 エメラルド色を帯びたマリンブルーが荒れてなお映え、岸壁に打ち寄せる激しい波がこの絶景に迫力を増します。

 遠近感を増すために、魚眼で撮ったのがこちら。

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 惜しむらくは、海が荒れすぎて一部、濁った泥が海面に流出していることでしょうか。

 崖下を見下ろして、こちらも魚眼撮影。

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 荒波の激しさに身がすくみそうです。

 そしてさらに足を延ばし、梶原島を展望する橋へ。

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 ズームで撮ると、真夏らしいエメラルド色が際立ちます。

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 この時間ぐらいに雲も広がってきたので、撮影としてはここまででした。

 実は日帰りです。

 では、今回もご覧いただきありがとうございました。