以前に南紀の海での撮影から特集した「空と海が同じ色」の光景。
南紀の海ばかりでなく、日本海でもまたこの趣向で撮れたショットがありますので、今回はこちらを特集します。
まずは、若狭湾から。4年前の夏に旅した時のものです。
これは、初めて「空と海が同じ色」という光景をカメラに収められた時でした。このときはまだ「海が青くて綺麗」というだけで撮っていたのですが、改めて写真で見直してみると空とほぼ同じ色でとけあうような光景となっていて、魅せられたというものです。
画角を変えてもう一枚です。
場所は、この辺り。
もともとは三方五湖の風景を目的に行ったところを、足を延ばして海まで出たものです。いずれその旅の模様も特集したいと思います。
この時はとけあう……とまでいかず、水平線もくっきりしていましたが、でも空と海のいろあいはほとんど同じになっています。
下の地図にもある、大引の鼻展望台から。
岩も島も入れず、空と海だけにするとどこで撮ったのかもわからなくなりますが、それも一興ということでもう一枚。
南紀の海、太平洋はどちらかというと鮮やかに「空とは違う海の青」を主張する感じなのに対して、日本海は空の青さを素直に映したような、穏やかさを感じさせるブルーという違いがあるように私は思っています。
海の青、マリンブルーといっても、奥が深いものです。
では、今回もご覧いただきありがとうございました。