雨の日の終わりに
巷では変則的な4連休でしたが、みなさまはいかがお過ごしだったでしょうか。
長引く梅雨のため曇り・雨の日が続いて撮影に出かける機会もなく、また私は昨日は仕事も入っていて、自宅でこなすべき仕事関連の作業もあり、あまり休みらしい過ごし方でなかったように思います。
それに明らかにコロナウィルスの第二波という状況では、たとえ例年のように梅雨が明けていて天気に恵まれていても、撮影旅行に行くことも避けるべきだったように思います。
ですが、昨日、今日と、ほぼ一日雨の日が続きながら、その終わりでは鮮烈な夕焼けが見られましたので、ここで分かち合いましょう。
まずは昨日、土曜日。仕事と言っても在宅でしたが、雨のため仕事が終わっても出歩けるわけもなく、そのまま一日の終わりを迎えようというときに、窓の外を見やると。
思いのほか、空が燃えています。
一日在宅していたこともあり、まさか今日の夕焼けは無いだろうと期待していなかっただけにびっくり。今から近場でも定番の撮影スポットまで行く時間はないので、自宅近くで撮れる場所から。
こちらは南の方角。
比叡山を望む、東の方角。
北の方角と、この季節ならではの、全方位が染まる夕焼けとなりました。
空模様から焼けるかどうかの見極めはそれなりに心得たつもりでしたが、今回はあやうく見逃しかけました。
そして、今日。
午前中は青空も見えたものの、午後は大降りではないものの雨が降り続きました。
ただ、日没近くになって西の空の雲が薄くなり、青空も見え始めたので、これは行ける気がしました。
今年はなかなか夕焼けを撮る機会がなかった、比叡山麓の田園へと足を運びます。
目玉は、むしろ虹だったかもしれません。
夕映えの家々と比叡山を下に、鮮やかにかかっています。
特に色鮮やかだった右側をズームで。
そして田園もこんなふうです。
この時期になると稲もかなり伸びていて田んぼの水面が隠れがちになり、映り込みも今一つになっていました。映り込みが綺麗な時期は雨の日続きだったのと、こちらでなく宝ヶ池のほうで撮影するのを選んだせいで、今年はこのスポットではこれぐらいしか撮れませんでした。
田んぼの方をフィーチャーすればまだ映り込みもいい感じです。
こちらは夕焼け雲。
ということで、リアルタイムでこの2日の夕焼け空をお届けしました。
それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。