忘れかけてた青空
長梅雨で、晴れ間らしい晴れ間もほとんどなかった6月下旬から今まで。
かろうじて雲間から青空が覗くことはあっても、一面青空が広がる光景は、ほとんど過去に撮った写真を見て思い出すばかりになっていました。
忘れかけていた青空を、本当にに久しぶりに、今日見ることができました。
今朝、窓を開けてみて広がる青空にびっくり。
一日曇りの予報だったので一時的に晴れ渡っただけかと思いましたが、予報は見事に外れ、青空が広がったままの一日でした。
予報がそうなのでどこかへ撮影に出かける予定は立てていなかったのですが、貴重な晴れの休日、もっぱら近場で、ただ青空の映える場所を回ってきました。
近場でお気に入りの、比叡山を望む田園。いちばん美しい、田植え間もない時期に好天に恵まれませんでした。
もう稲は青々としてきています。
比叡山のあたりに立ち込める雲は、もう真夏らしいそれです。
鴨川・北大路橋から。もう梅雨が明けたのかと思えるぐらい、真夏の青空が広がっています。
さらに上流へ。花も夏色です。
しばらくの大雨の名残でしょう。ところどころ、岸辺に流木が打ち上げられていました。
ずいぶんと遡って柊野堰堤まで。
京都に来て間もない学生時代には、自転車で鴨川をどんどん遡り、この場所を発見しただけでも驚きでした。
引き返して。舟形の役を望みます。
最後は、夕焼け。
先の田園に戻っての撮影です。
日の入りの方向に低層雲がかかっていたため光が日没後の光が遮られ、華麗に……とはいきませんでしたが、晴れた一日の締めくくりとしては十分です。
予報に反して晴れたということは、高気圧の勢力が予想以上に強いということであり、梅雨明けも実はもっと近くなっていないか……と期待するところでした。
実は昨日も晴れ間があり、時折の陽射しのもとでプリズム撮影もできたのですが、それは後の記事にということで、予告編も兼ねて一枚。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。