光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

2021年の秋色たち

 2021年ふりかえりシリーズ、今回は季節の彩りから、秋色特集。

 順序的には春色が先でしょうが、まだ記憶に新しい時期ということで、思い返しやすさから、こちらが先です。

 今年はリアルタイムで秋色をお届けすることをしませんでしたので、私が見つけた秋色は、今回が初公開ということになります。

 今年は秋色の始まりも終わりも例年よりいくらか早かった感がありました。秋色がいちだんと鮮やかになるのは、秋も終わり頃になってというのが不思議な感がありますが(夏も冬も、いちばん暑い、いちばん寒いのは次の季節が近づいた8月、2月なんですよね)、今年はそれも早めで10月下旬ぐらいから、ところどころで華麗な秋色が見られました。

 10月末、鴨川上流で。

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 同じ日に。岸に植えられた樹々ですが、もう秋祭りたけなわと言わんばかりの色の競演でした。

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 11月の文化の日の、八瀬での光景。真ん中のイチョウを挟んでの三本の樹。この三本にはこの秋注目しましたので、いずれの後の記事で、この三本木の移り行きも復習してみたいところです。

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 八瀬をさらに大原方面に北上した、毎年春色も秋色も撮っている場所。11月も初めでここまで鮮やかに色づいていることから、今年は秋色の見頃は間違いなく早い、と感じました。

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 イチョウの黄色と紅葉の赤のコラボ。

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 常緑樹の地に、とりどりの彩りが見られる山頂のあたり。

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 とりわけカラフルな場所を切り取ると。秋色というのはもみじに尽きない。いろいろな樹々が、それぞれの色でコンツェルトを奏でてこそ美しさは増す。そう感じるからこそ、いわゆる「紅葉の名所」より、秋色は里山で撮りたい、というのが私のこだわりです。

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 こちらは八瀬駅前。いちだんと深まってきた秋色です。

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 秋の彩りといえばもみじがすべてだと思っているのは、実にもったいない気がします。

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「色の三段重ね」(一番上は青空)として春も秋も撮っている名も知れぬ山ですが、今回は紅葉も入れて違ったアングルから。

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 落葉樹で秋色一色になるのと、常緑樹も交じってこんなふうに緑の地に秋色が展開するのと、どちらも味わいがあります、

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こちらは春の新緑撮影でもお気に入りの画角。今年は手前の紅葉が散るのが早く、晩秋も深まった頃にはこのアングルでの写真が今一つになったのが残念でした。春の新緑も例年になく早かった影響が、ここに出ていたのかもしれません。

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同じスポットでの、稜線の構図。

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今年気づいたのですが、八瀬で駅前から敦賀街道を進んで最初にさしかかる駒飛橋のあたりで、こんな彩り豊かなスポットがありました。春の新緑でも撮ってみたくなります。

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こちらは八瀬駅から道路を挟んで反対側、コンビニ(セブンイレブン)の駐車場から望んだとある里山

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 こんなに彩り豊かに撮れるとは、今まで気づかずにいました。今年は秋色を撮るにも、(たぶん)私だけの、新しいスポットをいくつも発見できたのが収穫でした。

 色の三段重ねの山。

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 こちらは比叡山腹、山の秋祭り最盛期。

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 北白川の志賀越道でもなかなか秋色鮮やかなスポットも発見できたので、来年あたりにはもっと心して撮ってみたいところです。

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 ということで、それぞれも、後の記事では改めてもっとフィーチャーして語るかもしれません。

 それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。