過去の撮影から紹介した嵯峨野のコスモス。
先週の日曜は比較的天気に恵まれたので、この場所に足を運んでみました。
やや見頃には早く、蕾もちらほらでしたが、でも十分絵になるほどに咲き誇っています。
遠景に田園と愛宕山をはじめとする山々を収めた絵にできるのが、この地のコスモス撮影の最大の魅力です。
田んぼの方に出てみるとほとんど稲は刈り入れられていましたが、まだ稲穂が残っているところを。
秋桜はいたるところに自生していました。風になびく様子をカメラに。
快晴でないのが残念か……と思っていましたが、こうして撮ると白い雲も秋空にいい感じに調和しているようです。
その後いったん外しましたが、空模様を見て今日の空は焼けそうだ……と読み、再度こちらに。広沢池からの夕景を狙います。
前にも触れましたが秋分の日に夕焼けを撮り損ねたことがいまだに尾を引いています。
その悔しさもありました。こちらでもっと普段から撮影されている方々に、この日撮影した夕焼けを見せていただきました。
まず日没直後、キバナコスモス越しに。
そして西の空も焼けてきました。
夏はすっかり遠くなったのにこの日の夕焼けはまだ全方位に近く、東空の雲も染まっていました。
季節が進むと日の沈む位置もどんどん南寄りになり、それだけ焼ける空も南に移動してきます。
ここ広沢池は池の北側には回れないので、これは岸から身を乗り出すように撮ったものです。もう少し東寄りの空まで収めたかったのですが、これが限界でした。秋も深まると、しだいにこのスポットでも夕焼けが撮影しにくくなってくる気がします。やはり広沢池の夕景撮影のベストシーズンは初秋までです。
最後にもう一枚。
それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。