黄金色の渚に~蒲郡の海から~
今月に入って2度も恵まれた雫撮影の機会、わかちあいたい宝物はまだまだありますが、今回はひとまず小休止。その前の記事でも触れた、私の海の原体験の地・蒲郡より。
その折にも触れた、数年前に出張で訪れた日のことです。
幼き日のように夕日にきらめく海面は見られませんでしたが、ならば朝には、ということで早起きして、海辺まで降ります。
京都の東部の山沿いに住む私にとって、昇る朝日は普段は見ることも撮ることもできないもの。旅行や出張で目にすることのできるチャンスは、必ず生かしたいところです。
3月末で、日の出はもう5時台になっていました。
ますます日が短くなっていく今の季節が苦手な私としては、はや待ち遠しくなります。
海と陸の位置関係もちょうどよく、「朝日は左側に寄せる」私の構図のセオリー通りです。
でもこのとき印象深かったのが、朝日に染まる渚と水鳥たちです。
まずウミネコ。
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シルエットではわかりにくいですが、スズガモも群れをなしていました。この水面の染まり方がたまらないです。
朝日をそのまま浴びたところと、その周りとの色合いの違いにも注目。
「空を入れずに夕景を表現する」は私がたびたび試す撮り方ですが、朝日でも同じように撮れます。
ということで、過去写真からお気に入りのものを選んでご紹介しました。
今回もご覧いただきありがとうございました。