晩秋の雫祭り
昨日が立冬。暦の上では、というか、光の季節で言えば冬に入ります。
私の住む京都で太陽の南中高度も40°を切り、日没時刻も4時台になっています。気温で言えばまだ秋、それも今日は小春日和の暖かい一日ですが、「光」でみれば2月初めと同じだつたりします。
そして3日・文化の日に続いて、今日も雫の煌きが撮れましたので、まずはその一端をお届けしようと思います。
ご覧の通り、晩秋の斜めの陽射しに、眩しく彩りを放つ宝石がありました。
赤に、青に、緑に、虹色に。ひとつの雫の魅せる表情です。
前から週間予報で土曜日は雨、日曜日は晴れと出ていましたので、期待は寄せていました。昨日の時点で、夕方までなかなか雨が降らないとかえってやきもきし、また雨が降り出してからの予報では今日は曇りがちの天気と出るなど、果たして今日は撮れるだろうかと、気になるところでした。
それほど予報とは違わず、10時頃からは雲が広がってきましたが、それまでの時間には十分に陽射しに恵まれたので、宝探しの成果は十分という日でした。自然の恵みに感謝です。
今回ご紹介したのは、ほんの一端。実は3日に見つけた宝物もまだこちらで紹介し終えてはいません。これからの記事で、日を分けてみなさまとわかちあっていくことにしましょう。
今日は季節ものらしく、こんなのもありました。
まだ青葉も多いいなかで、いち早く色づいた紅葉にきらめく雫です。
「紅葉に雫」は撮ってみたい趣向で、今年も狙っていましたが、まずは満足の一枚です。
今年は秋でもかなり冷え込みが厳しいためか、紅葉の色づきもやや早めになりそうです。
叡電八瀬比叡山口近くの私の大好きな撮影スポットでも、すでになかなかの色づきでした。来週末ぐらいに見頃になりそうですが、だとすると去年より1週間近く早くなります。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。