夕日・夕焼けの撮り方 まとめ(一覧)
今回はこれまでに上げた「夕焼け」「夕日」「夕景」関連の記事の中で、「出会い方」「撮り方」についてのものを総集します。
アクセス解析をチェックすると、Google からでも Yahoo! からでも、この関連の記事へのアクセスは特に多いようです。夕日や夕焼けというのはたくさんの人な撮影テーマでしょうから、それだけ情報としての価値もあるのでしょう。既存の技法書ではなかなか指摘されないことに特に注目して書いたつもりです。ということでこれまでの記事をまとめます。
まず大事なのが夕焼けの出会い方。出会った夕焼けをより美しく撮る方法を解説している本はたくさんありますが、その前提は美しく撮れるような夕焼けに立ち会えること。そもそも自然現象ですから、自然が綺麗な夕景を演出してくれる日を見極めるしかありません。そのためのポイントで、この辺に気をつければ撮れる日を見逃さない確率も高まるはずです。
あまり気づかれていないのが、「夕焼けのベストシーズンは夏である」ということ。夕焼けといえば秋というイメージが、清少納言の『枕草子』以来固定しているからかもしれません。この記事には特に多くのアクセスをいただいており、「夕焼け 季節」「夕焼け 夏」で検索すると上位に表示されるのが嬉しいところです。
夕日が沈んだらすぐに帰ってしまうのはもったいない。その後にこそ夕焼け本番ということも多いので、かなり後まで諦め悪く待ってみよう、という話です。
これとも関連しますが、夕焼けには実は「2つのステージ」があり、最初のステージでいったん色が薄れたかに見えて、しばらく間をおいてから第二の、さらに美しいステージが訪れる。これを知らないと真打ちを見逃しかねません。
実際に素晴らしい夕焼けだった日をもとに、どんな空模様の時に夕焼けに出会えるかを語ったのがこちら。
こちらは京都限定の話。有名観光地より、「本当に夕日、夕焼けが美しく撮れる場所」を選んで紹介しています。こちらも「京都 夕焼け」「京都 夕日 スポット」などで検索するとそこそこ上位に表示されるようで、相応にお役に立てているのかな、と思います。
曇りの日こそ、染まる雲が広がっているので好天の日では決して見られない壮麗な夕焼けが現れることがあります。
この構図法はぜひとも広めたいのですが、こちらに検索で来てくれる人が余りいないのが残念。
意外と指摘されない街中での夕焼け撮影のポイントです。
というわけで、今回もご覧いただきありがとうございました。
(2020年11月21日増補)