2021年の雫たち
2021年振り返りシリーズも、大晦日の今日で終了。
締めは私の撮影のメインテーマ、雫のプリズム。
今年も出会えた、数々の一瞬の輝き。何はともあれ、その美しさをご覧ください。
しかし、今年は悲しみに打ちひしがれるような出来事がありました。
この趣向で撮影を初めて以来、何度も雫の煌きで飾られ、かけがえのない瞬間たちを与えてくれた一本の樹が、7月の豪雨で倒れ、流されて失われてしまったのです。
それは、大切な撮影パートナーの喪失でもありました。
ということで、その日まで、その樹を飾ってきた煌きをいくつも。
これが最後の撮影機会になったとは。その時は私にも思いもよらぬことでした。
今年を終えるにあたって、あらためて黙祷。一瞬を永遠にするために。
その後も、残された樹での撮影から。
別離というのは、いつ襲うかわからないもの。それを噛み締めずにはおれない、今年の出来事でした。
ということで、本年も当ブログをご覧いただきありがとうございました。
来年からもよろしくお願いします。