昨晩から未明にかけてこちら京都では雨。
朝には上がっていて、前日には晴れの予報もあったので、あるいは今日は雫撮影のチャンスかも……と期待したのですが、午後までずっと雲が広がったまま、晴れてきたのは夕方になってからで、残念でした。
自然が恵んでくれた大切な瞬間をカメラにとどめる。それが風景写真の基本です。だから思い通りにいかないのは当然。ただ、自然の従うまでです。
ということで今日は撮れませんでしたが、先週土曜日に見つけた宝物で、まだ真打ちといえるものを残していたので、今回の記事ではこちらを分かち合いましょう。
まさに七色の宝石と形容するのがふさわしい輝きでした。
緑をメインにした虹の輝き。
瑠璃色。左上の、橙色の輝きとのコントラストにもご注目。
青緑、そして紫や黄色も交じった光。
マゼンタとシアンの対比が美しい瞬間。
こちらはマゼンタがメインに右側は青みがかった紫も。右上の橙と黄色の光にもご注目。
二つのよく似た光が上下に並びます。
二つのオレンジの光。
赤紫緑交じりの青紫のコントラスト。
こちらもマゼンタとシアンの対比がひとつの雫で美しい。
青い眩しさ。
青をもう一枚。
そして最後に、またこの虹色。
ひとつの雫が青やオレンジの、ほぼ単色の光を放つのも美しいですが、今回並べた雫は、ひとつぶだけでまるで虹のように、多色の輝きを放っています。
透明な雫の、奇跡の瞬間でした。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。