哀悼と追憶の夕景 さらに
今日の帰途、あの田園にまた足を運びました。
日中は曇りでしたが、夏至近く遅い夕暮れ時にはすっかり晴れ。水が張られ、稲が植えられて間もない田に、比叡山が映えます。
夕映えが際立つと、こうです。
写真を撮るたびに、先日訃報を耳にした、この田の地主のおばあさんのことが、そのお顔が、まだまだどうしても偲ばれます。
今回も、追悼のために、ここで過去に撮れた夕景をとりあげていきます。
この日は西の空の雲が華麗に染まりました。田んぼも、それを映し出して夕景の美を2倍にします。
北東の空もこんな風に鮮やかに染まる全方位の夕焼けで、水面ばかりか辺りの民家まで色づきます。
これはまた別の日。夕日が沈むときにはちょうど今日のような快晴になり、染まる雲もありませんでした。なので夕日ばかりを見送ります。
さらに別の日。この日は高空にかかる雲が茜に焼けました。夕空を飛ぶ2羽の鳥が風情を添えます。カルガモです。
夕暮れが深まると、より雲は真っ赤に近づきました。
まだまだ、追悼の思いを遠い世界に旅立たれたおばあさんに送りたいと思います。
では、今回もご覧いただきありがとうございました。