光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

待ちに待った煌き~雫のプリズム~

 こんな日を待っていました。久々の「雨上がりに晴れた朝」。

 まだ一年を振り返るには早いですが、今年は雫撮影は目下のところ外れ年。長梅雨のあいだは晴れ間がほとんどなかったので雨は降っても光がなく、梅雨が明けてみれば今度はカンカン照りの毎日で雨らしい雨も降らず。いつもなら一番の季節である夏に撮影機会に恵まれなかったことが原因です。

 秋分を過ぎるとしばらくはいい角度で日が射さず、気象条件がどうあれ雫撮影はオフにせざるをえません。けれども11月に入るぐらいから「冬季のいつもの樹」に日が射し、ここで撮影できるようになります。

 月曜日が夜半まで雨、翌日が朝から晴れということで、本当に久しぶりに条件が整いました。幸いにも文化の日。在宅での仕事はあり、少なくとも午後からは家にいる必要のある日でしたが、午前中さえ空けられれば大丈夫。前々日ぐらいから天気が気になるところでしたが、期待通り水滴は残り、陽射しも得られました。

 ということで、この日の午前中は本当に久しぶりの雫撮影に。

 すっかり日も短くなったため、8時半ぐらいからようやく開始です。夏なら6時台から撮影に入れることを思えば、休日で良かったところです。

 ということで、今日はひとまず、その成果の一端をご覧いただくことにしましょう。

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「冬に撮るいつもの樹」はまだまだ陽射しが十分に当たらないようでした。それより高くに茂る樹々の葉がまだ散っていないからです。晩秋以降なら昼過ぎまで撮れるのですが、今は10時半頃にはほとんど陰になってしまいます。

 というわけで絶好の撮影日というわけにはいかなかったのですが、とりあえず雫の煌きへの禁断症状は鎮めることができました。

 それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。