光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

深まる秋の陽射しに~雫のプリズム~

 11月に入るぐらいから、春夏とは別の樹についた水滴に光が注ぎ、しばらく続いた雫撮影のシーズンオフも終わります。そうして3日、文化の日にいち早く撮れた雫の宝石、前回に続いてお届けします。

 大小ふたつの雫が奏でる光のデュエットを、どうぞご覧ください。

f:id:naosuke21036:20201105212209j:plain

 下の大きな宝石が暖色系の輝きを放つのに対して、上の小さな宝石は虹色。

f:id:naosuke21036:20201105212248j:plain

 黄色から橙色へ。

f:id:naosuke21036:20201105212227j:plain

 赤と橙の、ふたつの暖色の煌き。紅葉の見ごろに先駆けて、紅葉色という趣です。

f:id:naosuke21036:20201105212152j:plain

 今度は二つとも寒色系に変わります。ふたつの青緑。

f:id:naosuke21036:20201105212137j:plain

 二つの青。

f:id:naosuke21036:20201105212121j:plain

 そして、補色関係の二つの煌きです。

f:id:naosuke21036:20201105212100j:plain

 最後は小さな煌きがもうひとつ加わって、三つの光です。

f:id:naosuke21036:20201104164216j:plain

  同じ雫が、少しアングルを変えて撮るだけでこれほど違って見える魔法のひととき。

 秋の遅い朝の、大切な大切な時間でした。

 ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。