コスモスと紅葉～京都・松ヶ崎疎水から～

　まずは、今日の朝焼けから。

　この季節でも朝焼けだと、西の空まで染まる「全方位に染まる」空が見られることがあるようです。でも焼ける時間もずいぶん遅くなってきました。6時を過ぎています。かなりの朝型生活の私には休日でもこの程度の時間に起きているのは早起きでも何でもないですが。

　ということで11月に入って2日目。温暖化が進んで紅葉の季節もどんどん遅くなり、京都でも11月に入ったぐらいでは見頃にはほど遠い状態です。紅葉情報のサイトでも見頃を12月上旬と紹介しているスポットもいくつかあります。

　なので過去の撮影からですが、コスモスと紅葉のコラボを。

　真っ赤な背景は見頃の紅葉です。

　こちらは京都・松ヶ崎疎水。琵琶湖疎水の支流で、松ヶ崎浄水場から下鴨まで流れています。

　春には桜も美しく、また初夏には蛍が舞う姿も見られる季節感豊かなスポットです。浄水場前にはコスモスが毎年花を咲かせます。

　コスモスと紅葉。秋を代表する風物ですが、それぞれ秋の前半、後半を飾るものといってよく、見頃はなかなか重なりません。紅葉の見頃がますます遅くなっている昨今ならなおさらです。そもそも両方が一緒に生えているスポット自体があまりないでしょう。

　でもここ松ヶ崎疎水なら、うまく時期が合えば真っ赤な紅葉を背に秋桜の花が咲くという光景を目にすることもできます。

　とこんな感じです。

　ここのコスモスは近所の方がお世話をしてくださっているらしく、紅葉の季節まで花を保っているのもきっとそのおかげでしょう。こちらで改めて感謝を申し上げます。

　こちらは蝶もあわせて。背景のワインレッドは紅葉の色です。

　実は今日もこの場所に足を運んだのですが、コスモスは健在でしたが紅葉の色づきがまだまだでした。今年も撮れるかどうか、気になるところです。

　では、今回もご覧いただきありがとうございました。