光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

京の晩夏の夕暮れ

 昨日に続き、「晩夏の雫」でもう一記事書く予定でしたが、リアルタイムでお届けしたいものがありますので、変更します。

 夏も終わりに近づいたこの日、見事な夕焼けに出会えました。

 私の住む京都では、朝は晴れ渡っていたものの午後から雲が広がり、小雨も降るという微妙な天気。西の空も黒雲が広がり、夕焼けは望めないか……という空模様でしたが、なんか行ける気がしたのでとある高台の撮影スポットへ。

 そして、こんな光景に立ち会えました。

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 過去の記事で、夕焼けに出会うためのポイントを特集しました。

naosuke21036.hatenablog.com

 この記事を踏まえて言うと、西空に黒雲が広がっていながら、太陽の沈むあたりでは雲が切れていて、晴れていたのがポイントです。

 これなら日没後の残照が遮られず、雲を照らしてくれるかもしれない。そう読んだわけです。

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 地平線近くに黒雲が広がっている日は、こんなふうに一面に赤く染まる光景が見られることがあり、なかなかドラマティックです。白い雲が鮮やかに染まるのとは、また違った趣があります。

 次第に、高い所の雲も赤みを帯びてきました。

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 より広角に空を収めてみるとこうです。今日のような黒雲はだいたい空の低い層にかかっていますが、こういう雲の場合高空にかかる雲に比べても、日没後間もない時間に染まる傾向があります。高い空にかかる雲ほど、後になって照らされるのです。

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 この辺で、見納めということでしょうか。

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 日の沈む位置もしだいに南に寄ってきて、秋の近づきを感じます。

 ということで、今回もお読みいただきありがとうございました。