雫の眩しさ色とりどり
今回は、まさに七変化ともいうべき、雫の煌きのめくるめく色変わりをお楽しみください。
真っ赤な輝き。光のスペクトルでは波長の一方の極なのでなかなかこの色が鮮やかに見られるのは珍しいところです。
オレンジ色では、眩しさがさらに増します。眩しく輝くような角度から、ちょうど太陽が射しているのです。
レモンイエローの一閃。今まで振り返っても黄色の煌きは意外と撮っていないように思いました。
そして緑へ。青緑系の光で撮れることが多いのですが、ここではいくらか黄色寄りのグリーンです。
そして私の一番好きな色の青。藍や紫が少し混じっていて、瑠璃色と表現したほうが合っていそうです。色彩をちゃんと言い表すのって難しいです。
そして最短波長の紫。青紫寄りの彩りですね。
七変化とはいうものの虹の七色を揃えるには至りませんでしたが、一滴の雫がこれだけ違った色の宝石に次々と変わっていくさまは、魔法のようです。
そしてまた別の雫から。これまた赤の煌き。
こちらの青は、先の紫がかった光に比べて、少し緑の方に寄った彩りです。
こちらはさらに緑に寄った眩しさです。
色とりどりの光が散りばめられた光景も美しいですが、こうしてひとつぶだけの雫の変化に注目してみると、これまたかけがえのない瞬間が見いだせると感じました。
それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。