光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

夏の終わりを飾って~雫のプリズム~

 今日は8月31日。夏の終わりの日です。思えばあれほどの猛暑の日が続いたとはいっても、梅雨明けが遅く、またお盆明けにはもう秋雨のような天気になったことを思うと、今年の夏はずいぶん短かったようです。

 昨日の時点では曇時々雨という予報でしたが、今日の午前中は思いのほか、日が射しました。昨日の雨は上がるのが早かったので、朝になれば地面はほぼ乾いていました。森の中にも水滴は残っているかどうか微妙でしたが、ここは行ってみないとわからないということで、いつもの森へ。

 途中の木々にもほとんど水滴は残っていない様子でしたが、小川沿いの「いつもの杉の樹」には、十分雫撮影ができるほど残っていました。今まででもよくあったことで、この辺りは何か乾きにくい条件があるのかもしれません。

 ということで、今回見いだした宝を。

f:id:naosuke21036:20190831180514j:plain

f:id:naosuke21036:20190831180559j:plain

f:id:naosuke21036:20190831180617j:plain


 もともと曇りの予報の日だったこともあり、何度も雲から太陽が顔を出すのを待っての撮影だったので機会は限られていましたが、それでも撮れたなかでも、こちらの2枚は会心です。

f:id:naosuke21036:20190831180637j:plain

f:id:naosuke21036:20190831180700j:plain

 上の2枚目の主星の色違いです。

f:id:naosuke21036:20190831180716j:plain

f:id:naosuke21036:20190831180753j:plain


 真夏に比べれば日もずいぶん低くなって、この樹に光が射す時間も限られてきました。そして秋分の日の頃にはほぼ山の陰に隠れてしまいます。ここで撮影できる季節も、今年は残りわずかです。

 もう太陽の角度で言えば、今は4月10日頃とほぼ同じになっています。日の長さも、もちろん同様です。季節は温度より先に、光から移っていきます。

 それでは、この辺で。今回もご覧いただきありがとうございました。