朝焼けの虹と雫と
長いこと雫撮影の機会がなかったので、過去の雫からの遊び企画を2回続けましたが、今日、本当に久しぶりに撮れました。
昨日は京都では8月の間ほとんどなかった夕立ち。まだまだ季節は気温も含め、初秋というより晩夏という気がします。
今日は晴れの予報。この季節なら夜の間に乾くことはまずないので、予報通りなら朝にも森は水滴でいっぱいのはずです。
ということで今朝。ここのところ早起きしての朝焼けのチェックはほぼ日課になっていますが、今日も東の空は燃えていました。
朝焼けの時刻も6-7月の頃なら4時台、いちばん早ければ4時半前だったのに、今は5時半頃。日も随分短くなっていて、また彼岸周辺の時期は短くなるペースも加速度的です。
西の方向もピンクに染まっています。まだまだ朝焼けも夕焼けも全方位で見られそうです。
心持ちカメラを南寄りに向けると、ご覧のように虹が出ていました。アーチにはなっておらず、見えるのは脚の部分だけでしたが、ちょうど朝焼け雲と重なっているのが目を引きます。
望遠ではこんな感じです。去年も同時期に見られたのを覚えていますが、なかなか貴重な光景です。
「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨」ということわざもありますが、朝焼けで晴れる日は実際には少なくないと思います。予報通り、晴れました。
今日は土曜日で休み。雫撮影のメインフィールドへと向かいます。8月上旬ぐらいまでなら7時過ぎからでも撮れたのですが、日の短くなった今では森に日が射すのも8時過ぎからです。
家の前の道路は完全に乾いていたので、もしかして森の雫も……?とちょっとは気になりましたが、途中の民家の庭木などにはまだ水滴が残っていたので、森の方はまず大丈夫だろうと安心です。
そしてたくさんの宝物に出会えたのですが、一日まとまった撮影機会があると整理・編集にはかなりの時間がかかるので、今日は報告をかねて最初に撮れたものを。
登山道にさしかかった辺りでの、最初のカラフル。
普段は杉の木についた雫が主ですが、珍しく広葉樹でも撮れました。色の変化をご覧ください。
本番はこれからでしたが、後々の記事で改めてお届けすることにしましょう。
大変な規模といわれる台風10号が日本に接近しています。私の住む近畿地方は直接の進路にはならないようですが、進路にあたる九州・沖縄の方々のことが気になります。どうかご無事でありますように。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。