2020年を雫で振り返る
2020年も最後の日。
1年の締めくくりは、私の最もこだわりのテーマ、雫でいきましょう。
どれもかけがえのない瞬間ばかりなので、ただその美しさをご覧ください。
今年は雫撮影はいまひとつ機会に恵まれませんでした。フィールドはコロナ禍のただなかでも散歩がてらに行けるところにありますが、「雨上がりに日が射す」状況になかなかならなかったのです。1-2月は雪がほとんど降らず、この時期なら狙いたい「雪融けの雫」で撮れたのが1度だけ。また一番のシーズンである夏場は、7月は長梅雨で雨は降り続いても日が射すことすら滅多になく、梅雨が明けてみれば8月は連日カンカン照りで夕立ちすら降ってくれない。8月に一度も撮る機会が無いのは、このテーマで撮影を始めてから初めてのことでした。
とはいえ、出会えた瞬間はどれも宝物。こうして見返してみると、どれも宝石そのものです。つかの間の煌きなので、そのままでは、誰にも気づかれることなく消え去ってしまう、世界の片隅の美。だからこそ立ち会い、目にすることができた私としても、こうして写真を通して分かち合いたいと思うところです。
年が明けるともうすぐこのブログも2周年。今後はストックの関係で少し投稿ペースを落とすことになるかもしれませんが、皆様もお付き合いを続けていただけると幸いです。
それでは、みなさま良い年をお迎えください。