光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

雫は残された樹で撮るのみ

 お久しぶりです。

 しばらく投稿をお休みしていたのは、事情がありました。

 連休中に撮影旅行に行った先の岩場で迂闊にも転倒し、負傷してしまったのです。

 左肩、膝を打撲し、左側頭部と右の掌に切り傷を負い、左脇腹には激しい痛み。

 何とか帰宅は自力でできましたが、帰ってから整形外科を受診してみると、軽度ながら肋骨が折れていました。

 日常生活も、また肉体労働では無いので仕事もどうにかこなせる状態ではありますが、未だに痛みは身体の各所に残り、特に腹筋に力を入れると痛いので身を屈めたり、寝転んだ状態から起き上がったりするのにも苦労します。

 医師からは、3週間ほどリブバンドでの固定が必要との指示を受けました。

 そして、もうかなり使い込んで古びていたものだったとはいえ、カメラも一台、転倒した際に壊れました。

 その日の撮影成果もあったのですが、忌まわしい記憶が蘇りそうなので未だにフォルダは開けません。

 

……という状況でブログの更新もお休みしていました。 

 

 一昨日、京都では激しい夕立ち。夏らしいですが、これで翌朝が晴れるとあっては、雫の煌きをとる絶好の機会。負傷はまだ癒えてはいないものの、近場に歩いていく程度のことは何とかなるので、久々に雫撮影へ。

 とはいえ、「あの樹」が失われてしまったので、残された樹でどこまで撮れるか、というところです。

 ひとまず、今回はその時に出会えたものの一端を。

 

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 打撲した左肩のため左手を上げると痛みが走りそうで、ハイアングルで撮影しようにも右手だけでカメラを支えるようなものだったので、ブレそうでフォーカス合わせも苦労しました。

 それでも、成果はかなりありました。

「あの樹」が健在だったらどれだけ素晴らしいものが撮れただろうかと悔やまれますが、もう残された樹々で撮るしかありません。

 いつもあの樹で撮っていた時間帯に、森の別の場所ではどんな具合に光が射すのか、改めて確かめる機会ともなりました。

 

 昨日の宵にもまた夕立ちで、今朝もほとんど同じような条件なので、この週末は連日、雫撮りの機会となりました。

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 こちらも記事を改めて、特集していきたいと思います。

 それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。