秋色の山と虹~京都・修学院離宮の辺りから~
今日はこちらを。
比叡山を背に秋らしく色づいた山が早い夕暮れの日に照らし出され、その上に虹がかかる。そんな得難い一瞬をとらえた一枚。
今年のものではなく、過去の同時期に撮影したものです。
目の前に広がるのは修学院離宮内の宮内庁の農地。中には立ち入れないので、門の外ぎりぎりからの撮影でした。
虹というのは決して狙って撮れるものでない被写体だけに、こうした秋色の山とのコラボとなるのは貴重なところで、お気に入りの一枚となっています。
より山をズームすると。
さらにズーム。
鮮やかな虹色と、秋色の山とが映えます。
よく見ると虹が山の手前にかかっていることから、この虹を生み出している大気中の水滴は、意外と近いところにあることがわかります。
反対側はこう。
左側にご注目。よく見ると二重虹であることがわかります。
この日は晴れたり通り雨が降ったりを繰り返す不安定な天気で、夕方に雲が広がって「晴れた空を背に夕映えの秋色の山を撮る」ことが叶わなくなったと思いきや、思わぬ虹の出現。自然の恵みに感謝です。
では、今回もご覧いただきありがとうございました。