山中の錦~鴨川源流・雲ヶ畑の紅葉~
間違いなく気候変動の影響で、紅葉の季節も年々遅くなっています。
私の住む京都でも名所はたくさんありますが、この11月中旬にようやく色づき始めというところが大半です。
文化の日頃に京都を訪れる予定だという知人の話にも、その時期にはまだ紅葉は楽しめない、と告げなければいけないものでした。
ですが、市街地から鴨川を遡って辿り着く山里・雲ヶ畑では、すでに見頃を迎えています。土地の方の話では、市街地でも十分寒かった昨日の朝は、そちらでは2℃まで冷え込んだとのこと。3-4℃の気温の違いがあるようですから。
ということで、こちらの紅葉、そして色づく山を。
まさに山中に飾られた錦。
私はどちらかというと、こういう山の中の、自生している木々の紅葉の方が「植えられた紅葉」よりも好きです。自然ならではの樹種の多様さ、色づきの多彩さにこそいっそうの美しさを感じます。
そんな光景をカメラに収めるには、いわゆる名所よりも、こうして山里まで足を運ぶことが必要です。
背景をなす北山杉の常緑との対比も映えます。
こちら雲ヶ畑については、さらに語っていきたいところですが、まずはこれまで。
次の予告を兼ねて、この里の古民家にオープンした癒しのスポット・「ぜーもんカフェ」の写真を。
地図は上の通りです。
では、今回もご覧いただきありがとうございました。