青空の映える場所 この秋
以前の記事でもたびたび「青空の映える場所」として紹介した、京都郊外・比叡山麓の田園風景。
この秋も晴れた日にはたびたび足を運んで、季節の移りゆきを感じました。ということでとびきりの青空をご覧ください。
9月上旬。まだ稲も青々としています。空も夏空に近い雰囲気です。
10月上旬。収穫の時が近づき、稲も色づくとともに空の青さも秋らしい深みを帯びます。
10月中旬。刈り入れ間近で、稲もすっかり黄金色です。
稔りの稲穂越しに比叡山を見上げます。
一部の田ではもう刈り入れも終わり、はざ掛けが見られました。
一昨日、11月2日。この田の刈り入れも済んでいて、すでにすべての田で収穫が終わっていました。
水田の上に空が開け、背景には比叡山が聳える。田んぼの季節ごとの表情が、青空と対比をなして映える。市街地からほど近い場所にありながら、こんな懐かしさを感じさせる風景に出会えることに感謝します。
振り返って6月の田植え間もない頃を改めて。夕映えの比叡山を映す水田です。
この風景を長らく守ってこられた地主のおばあさんは、今年の3月に旅立って行かれました。この世ならざる場所から、この地をずっと見守っていただければと思います。
以前の記事でこちらもどうぞ。
では、今回もご覧いただきありがとうございました。