緑・碧・翠～雫のプリズム～

　森の中で見つけた、本当に得難い宝。

　このたびとりわけ大切にしたいのは、緑色の煌きを写真にとどめることができたことでした。

　すべて同じ雫ですが、緑の輝きといっても一つひとつ、微妙に色合いが違います。

　木々も緑ですが、それともはっきり色の違いがあります。

　こちらは黄緑といったほうがいいですね。このカラーの雫の輝きは本当に珍しいです。

　こちらは鮮やかさを増した緑。

　こちらの緑の輝きは透明感があります。

　紫も帯びたような微妙な色あい。

　そして、「緑」というより「碧」あるいは「翠」と表現したほうがよさそうな、深い青みを帯びた煌き。

　ちなみに「翠」は本来カワセミのことで、その羽の色からきています。

　こちらが過去に撮ったカワセミですが、上の雫の輝きの色と、確かに近い気がします。

　一つひとつの輝きが、ただ「緑」という一言では表しきれない微妙な彩りを見せるからこそ、どれも大切な宝です。

　では、今回もご覧いただきありがとうございました。