前回の記事でも触れましたが、先週末は土日ともに、いつもの森で雫の煌きを撮る機会がありました。
「夕立ちの後の晴れた翌朝」というのは、夏ならではの絶好の撮影条件です。
この機会とあっては、まだ怪我の癒えぬ身であっても、出かけずにはいられないというもの。医者からもこれぐらいのことは止められていませんから。
ということで、まず土曜日から。日の長いこの時期であれば、朝7時前から撮影がスタートできます。
森の入り口の道で、早い時間から日が当たって雫が煌く樹があるのは、去年ぐらいから確認。まずここでの撮影です。
朝からまぶしい夏の陽射しを受けて煌いた宝石です。
こんなダイヤモンドの輝きも
また、こんなカラフルな小さな光たちの並びもありました。
撮影の性質上、被写体の雫は確実に目線よりも高くなりますから、どうしてもカメラは高く掲げなければなりません。
先日のアクシデントで強打して痛めた左肩はこの時にはまだ回復しておらず、左手を高く上げることは、できないわけではないものの、痛みが走りそうで恐怖感があります。
そのため、右手だけでカメラを支えて撮る、あるいは左手は肘を曲げた状態で添える程度しかできないということもあり、ブレずに撮るのも大変でした。でも、どうにかまともなものは撮れたようです。
そして森に分け入っても、もう「あの樹」はありません。
あの豪雨の日までは、あの樹の下で昼前まで、太陽の位置が変わるごとにに違った枝の雫が輝いて、ずっと撮影を楽しむことができました。
(小川沿いの開けた場所に生えていたので、夏には炎天下の撮影になったのですが)
それがもうできなくなった以上、改めて森の別の場所で、日の当たる樹を探すしかありません。以前にも撮ったことのある樹はいくつもありますが、どの季節の何時ごろに日が当たるかまでは、把握できていません。
ということで、森を歩き回りつつ、撮れそうなところを見つけてはカメラを向けるの繰り返しでした。
このオレンジの光三つというのが、なかなか気に入りました。
こちらは同じ樹、同じ雫でよりカラフルに。
眩しい光も。
かなり高い枝(15-20mぐらい上?)でこんなカラフルな光も見つけました。
先に書いたように左手を上げづらいので、ハイアングルの撮影は大変でした。
あの樹がもうない以上、残された樹で撮るしかない。これから改めて探すものを探していくことになりそうです。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。