真夏の森のカラフル
先週末の雫撮影、日曜日の分。
土曜日の宵にも夕立ちがあり、翌朝は晴れるという条件が2日続きました。
この日の朝はいくらか雲も出ていて、絶好の条件というわけにはいかず、日が射すのを待っては撮るという状況でした。
とはいえ、得られた宝物は前日以上でした。
まず森の入り口での早朝撮影。右上の小さな青がいいアクセントになっています。
同じ枝で、よりカラフルに。
そして森に分け入ってみると、こんなあまたの輝きが迎えてくれました。
この後日が陰ったり、時間的にいい位置に日が当たらなかったりで、なかなか満足のゆくものが撮れず、今日の成果はここまでかと思いかけましたが、9時半ぐらいから、登山道沿いに並ぶ杉の樹の高枝に、いい感じで光が射している場所を見つけました。
森の中でも薄暗いところなのですが、梢あたりの枝は何にも遮られない光が当たっていて、眩しい煌きを見せてくれているようなのです。
地上15-20mはあろうという高い位置なので、フル望遠でもこれが限度。
でも、小さな雫がきらきらと散りばめられた光景が、確かにありました。
そしてさらに位置を変えてみると、きました、カラフルな光景が。
青、オレンジ、緑、黄色。さながら宝石箱です。
そしてこちらは、主役の雫が鮮烈な黄緑色に。
そしてオレンジに。周りにある補色の緑や青の小さな光が、コントラストを引き立たせます。
こちらは真っ赤な光。上のほうにある青と緑の小さな光と対比してご覧ください。
やっぱり、青の煌きが私はいちばん好きです。
より広角にして、イルミネーションのように。
色を違えてもう一枚です。
こんなカラフルな光景を撮れる場所があったとは、いままで気づかずにいました。ちょうど今の季節の太陽の位置がいいようで、時期を外れてもいつも撮れるかどうかまでは、まだわからないところですが。
あの樹が無くなった以上、新しい撮影ポイントを、これからも模索していくひつようがありそうです。
この日にはともかく左手を上げられるようにはなっていて、ハイアングルの撮影もなんとか両手でこなせました。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。