光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

白崎海岸の風景

 公園一部復旧・再開を受けて、今日も白崎海岸のことで。

 この海岸の美しさは、海洋公園内だけではありません。

 この海岸一帯の地質が石灰岩質なので、白亜の岩が織りなす絶景は、園外でもいろいろと見つけることができます。ということで今回はこちらを特集します。

 広川町方面から海洋公園に向かうと、まず白亜の崖が遠望できます。

f:id:naosuke21036:20190421193544j:plain

 公園門の手前ではこの海岸。シャクシの浜と呼ばれます。白い巨岩とエメラルドグリーンの海の対比が鮮やかです。

f:id:naosuke21036:20190421193622j:plain

 門を通り過ぎて見渡すとこう。

f:id:naosuke21036:20190421193701j:plain

 このあたりは白崎万葉公園と呼ばれているように、万葉集の時代にも歌に詠まれるほど、この地の風光明媚さは古くから知られていました。

 先の写真でも見えていた奇岩・立巌岩。石灰岩の巨岩が海の浸食作用によって穿たれた、海食洞門と呼ばれる地形です。まるで海洋公園へ向かう門のように見えます。

f:id:naosuke21036:20190421194537j:plain

 反対側の海をここから見渡します。

f:id:naosuke21036:20190421194556j:plain

 さらに進んだ先から遠望。

f:id:naosuke21036:20190421194626j:plain

 すべて、道路沿いから見渡せる壮観です。公園が閉鎖されていた間も、これらの風景は楽しむことができました。これから訪れてみようという方も、海洋公園ばかりでなく、周囲から見た景観もじっくり味わっていただければ、と思います。

この4年前の夏の撮影旅行がこれまで訪れた中でもベストな機会だったのは、空の青い澄みかたが一番だったことに加えて、海が適度に荒れていたことにもよりました。

f:id:naosuke21036:20190421194812j:plain

f:id:naosuke21036:20190421194716j:plain

 荒れた海のほうが、実はブルーが色鮮やかに見える。これは別の夏に訪れた写真と比べてみても、おわかりかと思います。

f:id:naosuke21036:20190421194942j:plain

 海の風景写真を撮るうえで、意外と指摘されないポイントなのです。

 これについては、近々触れてみようと思います。

 それでは。今回もお読みいただきありがとうございました。